sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2つのペダリング・スキル

自転車を始めて4年目、ShoLow'sは部長の戦略もあってか、ヒルクライムを意識した練習・試合・参加をかなり行っている。
これまでいろいろな方々からも、ヒルクライムを楽しみ、スキルアップする助言を頂き、機材も軽いものを調達してきた。
まぁそれ以上に自分自身をもっと削って軽くすれば、より効率的だとわかってはいるけど・・・


今年はタイム差が近く競う人が多く、練習や大会でも、いろいろ意識することが多くなった。
中でも、F肉さんの背後から、漕ぐ姿勢や高めのケイデンスを見ながら走るのは、大いに勉強になる。
自分はもともと、ケイデンスは高くないのにトルクもない。
昔からの癖でグイグイ漕ごうとすると、すぐに疲れて結果的に失速していた。
軽いギアでクルクルと高いケイデンスで漕ぎ上げる作戦が主流と聞き、回すことのみに集中するようになってきた。
但し、そのためには、足を回しやすくするための工夫が必要なようで、胸の前の空間をやや大きく空けるようにして、ペダルは大きな円を描くかのようなイメージで回している。
延々と続く坂では、一定の負荷を長く続けられるように心臓への負荷を一定に保つことが大切なようだ。
ダンシングなどでHRが上がってしまうとその続きが辛くなる。
そんな場合は、比較的深い呼吸を意識して繰り返す。より多くの酸素を肺に送り込むように。


心臓・筋肉・リズム・精神を一定保ちつつ、タイムアップをどう図るかというイメージだ。
とは言っても、勝手なイメージですから本当に出来ているかどうかは・・・???
もちろん、あきらめない気持ちも大切です。
「辛い時は、周りの人も辛い」
「辛いに、あとひとつ足せば、幸せになる」と考えながら・・・


そして、最近はただ軽く回すだけではなく、少しずつトルクを意識したものにしたいと。
ペダリングは、クルクルからガシガシを目指して。
そのためには、これからLSDもしなくては。
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昨日の菖蒲谷。
MTBは、以前から前後左右、全方向のバランス感覚が求められる競技だと感じてはいたが、それ以上の超バランス感覚を持続させなければならないことを感じた。
湿ってスリッピーな路面、特に根っこが横切っている場所が至る所に。
これに乗った瞬間、そのままズルッと真横に持って行かれてしまう。
前後どちらの車輪でもお構いなし。
片斜面を走りきる難しさを存分に味わった。


たった4周回、14キロほどしか走っていないのに、今日になって、モモの筋肉が強く痛む。
これはただ負荷の高い坂を強いペダリングで登り切っただけではなく、上りも下りも乗車中はずっと緊張し続けていたお陰だろう。
上り坂で一度とまったら、二度と乗車不可能。
そのため筋肉がちぎれるような感覚の中、登り切れるようにペダリングを続けていく。
ハンドルが左右に振れればおしまいになることもシバシバ。
もう一つ、腕の筋肉も相当お疲れ中だ。
これは王滝以来の腕の痛み。
かなりのバランスを腕を介してとり続けている。


MTBでは止まれない坂を、ただひたすら漕ぎ上げる。
しかも、前後左右のバランスを維持しながら。
この経験値を上げることは、恐らくロードにも影響するスキルアップ、体感スポーツの究極の醍醐味でもある。
まだまだスキルアップが必要だが、チームで参加することで、その楽しみはますます盛り上がる。
今月は月末まで、MTBツアー戦が続くので、秋のレースを楽しみたい。


本当にバカな野郎が多い。
しかも、みんな大まじめな大バカだ。
企画する人、参加する人、応援する人。


デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」を思わず思い出した。
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html
リーダーとフォロワーの関係、
踊る阿呆に見る阿呆、どうせアホなら踊らにゃ損損。
実践あるのみ。