sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

農場レイアウト

豪雪が続き、来る日も来る日も雪かきが朝一番の仕事になっている人も多い。
私も朝起き、最初に外を確認する。
東部地域の雪は、シンシンと音を消して降る。
音無くシーンとした朝はヤバイ。


農家に出かけると、雪かきの場面に出くわすが、
特に酪農は農場が広く、動線が長いため、除雪面積が必然的に広くなっている。
ということは、除雪にかかる時間・労力・コストもかかっている。


いわゆる農場レイアウトとというか、農場デザイン。
土地が広いためか、意外と効率的でなく、余分な作業を強いられている場合が多い。
除雪で一度に押せる距離には限りがあり、何度も押し直すか、横に投げ出すか?
一度集めた雪は塊となってなかなか溶けないし。


そうゆうデザイン力の差は、後々大きく影響する。
むしろ限られた土地で考える時の方がより効率的に考えていくのかもしれない。
自給飼料生産・バンカーサイロ・TMRミキサー・飼料給餌、
この流れがスムーズに流れているか。
エサ配合する際の動線の長さにロスがないか?


牛舎から出た糞の堆肥処理とその後の利用。
戻し堆肥として活用するための施設とストックヤードは十分か。
その流れは、飼料生産や製造ラインとクロスしていないか?
サラサラとした効率的な流れは、経営をも円滑にする力があるような気がする。


そのためには、常に5年〜10年先を考え・読むことも必要だ。
そして、そのためには過去から今現在の状況を正確に把握することだ。
1月〜3月は、除雪だけでなく、コタツ・ミカン・経営検討を進めなければと。