sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

9もち

昨日の話。
恒例の年末行事のひとつ。
実家の餅つき大会?
嫁さんの実家では29日に餅をつくことが多い。
9のつく日は、「くもち」と言って縁起が悪いらしいが・・・
宅配便で親戚に送る関係から30日では遅いらしい。
28日はまだみんな仕事しているし。


まずは、かまどで湯を沸かし蒸籠で餅米を蒸す。

火の番を娘がやりたがるが、火の番は暖かいという理由から。
蒸籠で5箱分。
1箱毎にレトロな餅つき器でこねくり回し、つきあげる。
1臼で約60〜70個の餅になる。

この餅つき器、おじいさんが生きていた頃の代物だそうで、
最低35年、たぶん40年前ぐらいの代物。
写真ではわからないが、かなり大きな振動と騒音をまきちらしながら。
また、タダ待っているだけではツキ上がらないので、
しゃもじを持ってアシスト役が必要。
息子がここ数年その役を任されている。
実は娘はその役を密かに狙っているらしい・・・


3臼分が白餅、1臼は海苔餅、1臼はよもぎ餅、そして最後が栃餅。
餅を引き上げて、お母さんが切る。
これはとても熱い作業だ。
切った餅を丸めて平らにして、広げてさます。
ここは、みんなの作業。

だいたい420個出来た。
要所要所でつまみ食い。
白餅以外は砂糖が入り甘い。

ただ、誰とは言わないが、造形美を感じさせる品物もある。
まぁ、自家消費なので問題はないのですが。
朝から4時間。
準備を含めたら前日からの作業ですが、今年も楽しく餅つきが終わり年末がきた。