sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

体の真下

今年2回目のハチ北ツアー。

今回はフィヨルドさん、Y酪&Y本コンビ、そして先週ボードからモーグラー転向のkikoushiさんに師匠T口さんとで、総勢6名だった。


午後券で北壁&スーパーモーグル+チャレンジコースを繰り返す。
昨日降ったフンワリ新雪のお陰でコブのタッチが柔らかく絶好のコンディションだったが・・・
あいにく昨日からふくらはぎが痛み、気持ち先行で滑りはイマイチ。
最近ストレッチを心掛けていたが、どうもこれが逆効果なのか・・・???



フィヨルドさんと師匠T口さんはスルスルときれいに滑る。
Y酪さん、昨日はなかなか粘り強くスーパーモーグルコースを半分近くまで滑りきった。
ここにきて根性で上達してきた???
Y本さんも、たぶん苦手意識があるコブで、面を削り落ちる感覚を繰り返し繰り返し実践し、少しずつだが様になってきた。
さてモーグラー転向したてのkikoushiさん、とても2回目とは思えない果敢な滑りだが、打倒IKT監督を目指す。
たぶん時間の問題。
私とは15年近いアドバンテージがあるので、数シーズンもあれば追いつかれるだろう。


今日はフィヨルドさんからみんなに教えてもらう予定だったが・・・痛快明確な一言が。
「たくさん滑れば上手くなる」と。
習うより慣れろ、好きこそものの上手なれ ということだろう。
なので、とにかく何本も繰り返し登っては滑る。


今日の大収穫。
コブを滑ると、大抵の人は腰から後傾に・引けてしまう。
重心が後ろに来ると、スキーは前に進もうとするため、更に後ろに傾く。
わかっているけどやめやれない・・・
これを防ぐためには、ストックで体を前に引き出すのが効果的だが・・・
これがいざコブの中で落下しながらだと、なかなか出来るモノではない。


昨日滑っていて、足が遅れ遅れになり始めた時。
この時に焦るとやはり更に後傾となるが、上半身を谷側に投げ出すように意識したら、
意外にも足が体の真下でついてきた。
そしてコブの中でもターン出来ることがわかった。
理論的にはわかっていても、実際スーパーモーグルコースで落下しながら、そのスキルを教えてもらえることはない。
繰り返し滑りながら、自身の体で体感するのみ。
雪もふんわりと柔らかく、いい感じで体感できた。

忘れないうちに再現性を確認したいが、
結構次回は「あれっ?」と思うことが多いのも事実。
こんな少しずつの進歩を味わえることが難しいスポーツの楽しさだろう。