sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

氷ノ山で雪遊び

今週も年休消化強化週間。
もともと午後進路懇談対応予定だったため、午前何かできないかと思案していた。
そろそろ冬山活動も控え、スノーシューの試運転を兼ねた運動をと。
ということで、氷ノ山辺りで遊ぶことに。

初バイパスのトンネルは、自転車ではなく車で通過・・・
快適の一言!!

朝は晴れて山の白さがまぶい。
但し、山頂から稜線はガスがかかっている。
午後からは雨予報なので、12時までに帰着できるようなルートで。

今日の装備
・防水登山靴(シューズカバー探したけど見つからず・・・)
・スキー用ストック
・MSR スノーシュー(個人的にはこれがデザインも機能も最高と思う)
・6本アイゼン(御嶽山登山で購入したもの)
・パン+チョコ+紅茶+スポーツドリンク
・薄手のダウン+上下カッパ+スキー手袋+ニット帽+サングラス
・25リットルバック
・デジカメ+携帯+エッジ


キャンプ場からスタートする予定だったが、響きの森から先は除雪すらされていない・・・
仕方なく響きの森駐車場に止めてハイクアップ。
丁度9時スタート。
数日前に誰か歩いた跡があり、それをトレースして進むが、雪は重く、結構沈む。
キャンプ場まで20分もかかった・・・

雪に埋もれて誰もいない。
トイレもシャッターが降ろして冬支度。
鹿かイノシシやウサギらしき足跡多数・・・
ここで9時20分。
とりあえず、登山道を探りながら氷ノ山越えの小屋を目指すことに。

森林に入ると・・・締まった雪でなかなか快適、歩きやすい。
しばらくは足跡もよくわかる。
春秋シーズンより、圧倒的な静かさ。
しーんの極み。

定期的に木に色リボンがつけてあり、これがコースの目印だった・・・
川を渡る辺りで最初のコースミス。
5分ぐらい探すと丁度看板があってコース復帰できた。
やはり、シーズンとは違う。
雪が一面あると、どこでも行けそうな錯覚になる。
事実、下りは歩き放題だった。


川を渡り、ひとつ目の急斜面を斜めに上がる。
極めて順調。
急登を終え、平坦道を暫く進むと、2つ目の坂がくるが、だんだん雪も深くなる。
この急登で2回目のコースミス。
リボンが意味ない木につけられていたためだが、仕方なく上に上に道なき道をあがったら、登山道に復帰した。
そのまま膝下までの雪をラッセルしながら10分。
氷ノ山越えの避難小屋・稜線=県境に出た。
キャンプ場から丁度1時間。
11月のトレラン風な時は30分で上がったので、倍かかったことになる。
出発してから1時間20分で、10時20分だった。

岡山佐藤さんから「サザエさん小屋」と命名されたこの小屋でしばし休憩。
持ってきたパンを食べて紅茶飲んで・・・
あれっ、スポーツドリンクが無い・・・どうも途中転けた際に落としたようだ。
歩いていた時はあまり気づかなかったが、相当な汗をかいていた。
上に羽織っていたダウンがびっしょりしている。
中もかなりの汗なので、アンダーウエア+フリース+カッパに一式着替える。
これがかなり効いた、とても快適となった。
10分ほど休憩し、山頂方向に行くかどうか悩むが、ガスっていて天気も今ひとつ。
その上、稜線上は吹きだまりも多く、道もかなりふかふかで歩いた形跡は完全に消されていたため引き返す勇気で。

避難小屋にはノートがあり、最近では16日に記録があった。
土日にかけて小屋でビパークして泊まったようだった。


さて、下り始めたが、これがラクチン。
普段は、登りより下りがキライ&苦手だが、雪の下りは本当に楽しいし、膝への負担が圧倒的に少ない。
と思って遊んでいたら・・・足元から違和感が・・・

写真ではわかりずらいが、靴とスノーシューを固定しているバンドが切れていた・・・
しかも左右合計3本も・・・
しかも右は踵を固定する大切な1本だ。
登る途中でなかったのが不幸中の幸いか。
まぁ、完全な経年劣化ですな。
なんとか下りで急がなければ歩けるので、それなりのスピードで下る。
10時半下山開始。
11時20分響きの森到着。


予想時間の倍かかった。
2回のコースミスと、スノーシューが壊れなければ、登り45分・下りは30分ぐらいか。
あとは、ラッセル対策。
急登では、雪が深くなるとかなり大変。
1歩1歩が時間もかかり、負荷も大きい。
複数でのアタックで、交代しながら上がれるとかなり楽だろうなあ。
足腰の疲労度は思った以上に大きく、勝手な妄想ながら「パワークランク」的なものかもしれない。
事実、氷ノ山越えの小屋で疲れて意気消沈・戦意消失したところもあった・・・
パン食べて少し元気になったが。
凍ったところがなかったので今回アイゼンの出番は無し。
アイゼンは、たぶん10本などが必要だろう。
ストックはスキー用で十分だった。


次回は、大山夏山か、氷ノ山スキー場チャレンジリフト終点からのハイクアップで。

スキー場は下のペアリフトのみ運転中。
明日からの大雪待ちだ。