sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

穴と溝?

昨日は東部地区で初の口蹄疫実技演習。
・対策会議
・健康診断と着替実技
・埋却演習


私は3つめの現地埋却支援。
寒波襲来であられの舞う中、午前中から準備に駆り出される。
寒いが緊急時にはそんなことは言ってられないし、待ったなしだろう。
実際の現場対応では、寒さより暑さの方が大変だろう。


4メートルの深さの穴をユンボで掘り、疑似家畜を投入し石灰播いて埋却するものだったが、思っていた以上に大変な作業だ。
本番は勘弁だが、万が一の時、畜産関係者以外ではなかなか出来にくい仕事だろう。
穴はなかなか深く掘れないし、地下水の湧出など制限も多い


穴とは関係ないが、少し前に聞いた溝の話 ・・・・・・・・・・
夫婦間の布団と布団の間の溝は深いか???
もともとベッドの人とか、布団でも一枚の家もあるだろうし、布団どころか部屋も別々などもあるだろう。


子供が小さい時は、寒くなると湯たんぽがわりに一緒に寝るとサイコーだったが、
高学年ともなれば・・・やがてベッドなる家具で自立し、自分も自立して布団に寝る。
こんなことすら、全国共通ルールはない。


さて本題、夫婦間の布団と布団の間の溝は、果たして必要か必要ないか、そしてその溝は深いのか?


ある人曰わく、もちろんその溝は必要だと。
理由は「溝が無ければ人は必ず甘えるから」だそうだ。
人と人の間には、少なかれ間隔・溝があって然りだと。


ある人曰わく、溝は深い方がいいと。
ハードルは高い方が良く、溝は深い方が良い。
高くても深くても、2人で一緒に溝を埋めたり、超えればいい。
まじめな顔して、こんなセリフ言ってみたいものだと思ったが、いう機会はたぶんない。


昔、普及員に大きな壁を乗り越えれず困っている農家に、どんな支援が必要だろうかと問いかけたことがあった。
万里の壁のような大きいもの。
ぶち破る。
はしごを掛ける
ヘリをチャーターする
下から天車して登ってもらう・・・
全力で声援する
いろいろな案が出た。


大切なのは。
一緒に考え、一緒に行動すること。
一時的な解決策は、やはり一時的なもの。
自分で考え・行動する力は、時間はかかるが、やがて無限の力を永遠に産む。