sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

品質を把握する

今年の11月は去年に比べて寒い感じがする。
既に10日経ったが、全共前〜佐世保終了までは乗らないと決めていたが、帰ってからは何だかズルズルと乗らず終い。
先週は先週で、氷ノ山トレラン後遺症で結局木曜日まで深刻な筋肉痛で・・・
気づけば2週間以上乗ってない。
明日は八東HCですが・・・


さて、トウモロコシに関しては面積拡大は第一ステージはクリアしつつある。
次の課題は収量アップ&経営コストへの波及効果と考えていたが・・・
その前に、また大きな壁が待っていた。


それは、牛の口に入るまでの品質。
食べる直前の品質を他の農家と一同に比較することは難しいが、来月東部で開催予定の飼料研修会を前に昨日サイレージ分析するためのサンプリングを行った。
トウモロコシ 6農家 6点
飼料用イネ 8農家 8点
飼料用ムギ 1農家 1点
イタリアンライグラス 2農家 2点


D乳U1ロウさんと普及でサンプリングして畜試に持ち込み、SPやY酪さん・更にはたまたま居合わしたF肉さんも加勢してにわか自給飼料談義がはじまった。
トウモロコシと飼料用イネは、飼料分析に加えて官能評価を行う。
見た目の色合い・・・黄金色・やや緑色・枯れた色・黒っぽい色
ニオイ・・・甘いサイレージ臭・ナチュラルなサイレージ・なんか変なニオイが混ざった・刺激臭
手触り・・・サラッとした・少し手に残る感触・ヌメッていないか
切断長・・・長く引きちぎったもの・長いもの・切断面が鋭いもの・そして短く揃ったモノ
収穫熟期・・・乳熟、糊熟・黄熟・完熟
これらの要素に加えて、測定した水分やpHの値を点数化する。


想定していた以上に、サンプリング内容にバラツキが大きく、しかもそんなに高い評価ではなかったことに驚いた。
千差万別というか、全体的にレベルは低く、課題のみ浮き彫りとなった。
医食同源、牛にも良いものを食べてもらい、しっかりがんばってもらうこと。
これが、進むべき道だが、その土台がまだまだ安定していないようだ。
そして、それは我々自身の課題でもある。