空中散歩 駒ヶ岳追記
駒ヶ岳登山の朝も早い。
5時半連絡バス始発の駅前に向かうと既にジジババ御一行様15〜6名朝から元気。
6時ロープウェイのしらび平まで15キロ・標高差1000メートル。
この道、自転車で登れれば良いコースだが、バスとタクシー専用道らしい。
すれ違いも難しそうな道だが、無線で情報流しながら待機場でお互い待ち合わせつつ。
千畳敷で登山届けを出す。
手袋やカッパなどの装備品の確認を受ける。
安易に傘のみで登山しようとしてる老夫婦は叱られていた。
いざ登りが始まると、ペースの違うグループが先頭で長蛇の列。
越していいのか悪いのかわからず、微妙にいらつく。
風が強く、体感温度はかなり低い。
半分ぐらい登ったら・・・
下の方から視界が開けてきた。
千畳敷カールの様相が判明すると、登っていた人々が一斉に立ち止まり写真撮り始める。
後半のカール上部はかなりの傾斜で、ガスがはれると上にある岩岩が妙に気になったりする。
稜線に出て、駒ヶ岳方向に進むと中岳があり、でもガスの中。
そこから下りはじめると、うっすらと駒ヶ岳が見えてきた。
山頂近くとなり振り返ると・・・
中岳から辺り一面の展望が開けた。
ううう美しい山々。
山頂は半分ガスって居てこれまたとてもいい。
山頂が晴れているとそれだけで幸せ感いっぱい。
この眺め。
どこまでも道が続いている。
これも、駒ヶ岳山頂部分。
気温も25℃以下で気持ちいい。
さて、ここからロッククライミング。
この写真、ロッククライミングして上からほぼ真下を写した。
遠くにちゃらYさんが登りはじめている。
鎖があって不安はない。
ロッククライムした岩場の頂点の大きな岩。
この上に立つことも可能だが・・・相当な高度感がある。
高いところはやや苦手というちゃらYさんも楽しそう。
千畳敷カールが箱庭のように見える。
この頂きで、記念写真撮っていたカップルを激写するnakaoniさん。
このカップルは前日と2日間、駒ヶ岳周辺の山々を楽しんだそうだ。
昨日は1日快晴だったとか。
そういえば王滝も快晴だったなぁ・・・
どう見ても危険性の高い岩場先端に立つnakaoniさん。
とても立てる代物ではなかったが・・・
ロープなどの規制はない。
自己責任のみ。
花崗岩が崩れ、ざらざらとした砂となる。
森林限界を遥かに超えて高山植物がへばり付いている。
この青さ。
色合いが違う。
反対側から見ても、どこから見てもいい。
千畳敷に下る。
ホテル千畳敷は日本で一番高いホテルらしい。
ロープウェイまでの待ち時間。
山が似合う男は、しばらく山々を見つめ直していた・・・