sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

カウコンフォート定着ぶり

先週の東部酪農青年研修会は今年度のカウコンフォートコンクールの事例研究。
東部2題、赤碕1題、西部1題の計4題。
1月末にD乳で発表会があり最優秀賞などは決定済み。
ちなみに、東部からの1題が今年度の最優秀で、過去5年間で東部は3つ最優秀獲得したが、いずれも気高町内の取り組み事例。


私がカウコンフォートに正式に出会ったのは平成15年。
気高に異動し、F肉さんが手がけたトンネル換気・連続水槽・ニューヨクタイストール・パスチャーマット・コーティング飼槽など・・・
今考えても時代を先取りしたいい取り組みだ。
ところが、そんないい素材を本当に教えていただいたのは実は県外からの視察依頼。
岡山のサトウさんとの出会いだった。
16年には岡山まで出向いて研修会やったり、お互いいろいろ学びあった。
あれから7年以上経つが、普及やD乳の取り組みが各地で進められ広まっている。


でも一番は、D乳指導部SSTチームが中心となって毎年コンクールを進めてきたからだろう。
今年度一番だったD乳Y本さん、いい味を出している。
農家のいろいろな取り組みを後押ししている。
県内ではどの農家・どの関係機関でも、同様に取り組みを進められるようになってきた。


但し、カウコンの普及とは裏腹に、その効果検証についてはまだまだ不十分な点が多い。
ビフォー・アフターの検証は、実際なかなか難しいが、検証方法・内容については甘さが残る。
とは言っても、これだというモノを示すこともできないままだ。


ここから先は、そんな意識を持ちつつ日々取り組みを進める必要がある。
計画→実践→振り返り→再度計画→この繰り返しに何かを付け足す。
乳量などの生産性ではなく、繁殖成績をアレンジしていけないか?

夜になって、なんだか南側の空がやけにオレンジ色。
何でしょうか???