sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

波及効果

2つのリアリティ。
自分が正しいと思っていることでも、相手は全く逆のことを正しいと考えている場合がある。
日々農家で話し合っていくうちに、お互いの理解不足だったことを痛感させられる瞬間がある。
それも、何年も付き合ってきたのに・・・


例えば、牛の様々な情報を記憶しているが、日々の管理は疎かで
エサを食べるべき牛に食べさせることが出来ない人。
また、発情を見つけてもつけていない人。
なんなんだろうと思うが、当の本人は一生懸命やった結果なので、人からそう言われることに不本意だと感じている。
更には、がんばっているのに成績が出ないことに、いい指導が足りないと思っているかもしれない。
考えながら物事を改善することはかなり難しい。
一緒に考えつつ、答えを本人が引き出すことが必要だが、これはかなり難しい


昨日はいつもの豚丼を食べながら、和牛界攻略について女子2名と意見交換。
その職域は今年株価大暴落。
さて、どう立て直すか?
切り口はいろいろあれど、ナイフの切れ味はまだまだ鈍い。
そこで、うちと合同でいろいろな展開をしていくことに。


とりあえず、先日一緒にsashibaeネット張り。
効果測定しつつ、また検討会する予定だが、ここに来てグループ農場がだんだん本気になってきた。
ネットの規格や価格、色、冬場の対応など、いろいろ食い付いてきた。
速攻で大乳にネット注文し、来週現場対応する予定。
ここは、一緒にネット対策を進めていくしかない。
ジワジワ出てきた肥育ネット。
牛がゆったりと寝て反芻する効果を何としてでも数字でたたき出さないといけない。
こんな時に頼りになる人が研究にいればなぁ・・・


その次の作戦は、M谷だ。
勉強会を企画することに。
これはかなり楽しそうだ。
賑やかで中味のあるものにしたい。


県内を見渡せば、肥育だと数百頭規模では市場からまともな相手はされなくなってきた。
農協は畜産以外の品物と抱き合わせという作戦もあるが・・・
ある程度のまとまりだと1000や1500頭規模。
ここには、従業員が居て、導入・生産・販売の各担当に分かれている。
経営の方針・各パートでの課題や改善内容、リアルタイムに共有されなければと。
我々も農家もブレず。