sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

9.9

今日はキュウ・キュウの日。
たまたま朝礼当番でもあった。
救急の日にちなみ、危機管理について小話を提供する。


10年前の9月10日は、畜産にとっては忘れられない日である。
日本ではじめて千葉県でBSEが確認された日である。


当日、夕方山サトさんと白いsawadaさんらと堆肥共励会の打合せ中だった。
そこに国から情報が・・・
一瞬、頭の中は真っ白に。
いったいどうなるんだろう、日本の畜産は???
当時のエンツヨ課長が「この戦いは長く大変なことになる」とぼそっと話したのが印象に残っている。
その言葉どおり、伝染・感染力が強い口蹄疫などとは違い、ジワジワと影響が広がった。


記憶では10月・11月は課内は、みんな素晴らしいぐらいの残業をしていた。
月200時間越えという偉業の人も。
後々、超勤200万という伝説もあった。


この辺りから、いろいろな伝染病が頭角を現して、家畜衛生が見直された。
農家や関係者の意識も変わりつつある。
みんなの意識改革が図られて、危機管理という言葉が定着してきた。
危機管理、本当は起こってみないとわからないことだらけだが、大小を問わず判断力・実行力が分かれ目だと思う。