sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

愛に受け身はない

あの高校の校長先生のこの言葉が今も深く心に残っている。
恋と愛の違いの最たる点か?などと思ってみたり・・・


新年度がスタートして、久しぶりに心機一転で新しい取り組みに向かってみるものの、
向かえば向かったで、すぐさま壁にぶち当たり、スピードは低下する。
しかしながら、今年はそれぞれの経営をふり返りながら、
 何が本当に必要なのか、
  目標の明確化と、
   目標達成のための具現化を牛歩でも進めていきたい。


昨日夕方、専技と毎年4月に酪農ソリマチ簿記全員で話し合う経営検討会について話し合う。
グループ全体の経営平均、
過去からの推移、
自分の経営数値の推移を確認してきたが、
乳量や乳飼比と所得との関係なども解析することに。
もちろん、1頭当たり・1キロあたりの確認も。
農家が何に反応し、食いついてくるか。


それぞれ農家別の個別検討も進める予定。(何件かは終わったが)
中でも、経営と飼養管理、経営と自給飼料との関係を掘り下げていきたい。
経営内で占める費用の大半は飼料費、そして育成→成牛→減価償却→廃用除却の牛代だ。
自給飼料を作る覚悟なら、ある程度の量と最高の品質が伴わなければ意味がない。
いずれも中途半端だと、労力も費用も購入以上かかってしまい、得られるものは少ない。
唯一堆肥の始末だけが目的となる。


そう、どの分野でも、一方通行で成功し続けることはない。
つまり、我々普及でも、そして農家自身の経営に受け身はない。