sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

奇跡の教室

嫁が新聞の切り抜きを見ながら注文を催促。
今話題らしい、元灘高校の国語教師のエチ先生を綴った本の紹介。
切り抜きだけでも興味をそそられ、早速アマゾンを訪問した。
これは2月下頃のこと。

その後何度か確認するが、届けられる様子はなかった。
どうも、アマゾンも入荷待ちらしい。
そんなことを忘れかけた先週になってようやく届き、土曜日は嫁、昨日は私が読みふけった。


灘高校の中高6年一貫担任制という特殊な環境ながら、
国語教師のエチ先生はたった一冊の文庫本を3年掛けて学ぶらしい。
その授業は、どんどん興味が深まる内容に横道にそれるものらしい。
もちろん内容は国語だけにとどまらない。
受験のための勉強ではなく、生きるための学びなのだそうだ。
但し、必然的に知識も伴なうため東大合格者No1を産むきっかけに。


・活字や理論だけでは学べない・・・追体験が風を吹かせる
・あえて捨てる、あえて徹する、あえて遠回りをする
・すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなる
・国語力というのは漢字とか文法だけでなくセンスを身につけること
・体で言うと体幹を鍛えるのと同じ

大学受験などほど遠い自分だが、興味深く・身近に感じることがたくさん詰まっている。
大切なことは基本的な部分で常につながっているものだ。