sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

失敗を前向きに変換する力

誰でも失敗することがある。
いや、もしかしたら、人生は失敗の連続なのかもしれない。
割合からすれば、さしずめ99%の失敗と1%の成功だろう。


ここんところの実績検討で強く感じることは、
検討の場で、その多くの失敗をただの失敗として流してはいないか?
はたまた、その失敗をあたかも隠そうとしてはいないか?
平静を装い、失敗には触れないでやり過ごそうと・・・
良かったことも悪かったことも、平等に評価し反省すべきであり、
それぞれの経験を生かして、次に何をするのかを考える必要がある。


ある人から、別のところで通夜のような検討を体験したと聞いた。
内容もつまらなく、元気もない。
まるで現実から逃避しているようだと。


いろいろな農家の経営談を聞くことがある。
よい経営の方からは、大変だった時やどん底だった時の話をたくさん聞く。
悪い人からは、良かった時の話ばかり。
まるで、パチンコに勝った人の話のようだ。


悪い時の話を聞いて更に気づくことは、悪いのは自分自身の反省材料として次の取り組みの糧にしていることだ。
良くなった時には、支えてくれた周りの人のお陰だと聞かせてくれる。


いったいこの差は、どこにあるのだろうか?
そして、それを導くためには何が必要なんだろうか。
下を向いてショボショボしている場合ではない。
明るく・元気で・笑顔で・大きな声の人にそれを感じる。


今年の寒い冬。
また、いろいろと失敗の連続だった。
その99の失敗をして初めて1つの成功にたどり着くのかもしれない。