sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

大寒

二十四節気のひとつである大寒(だいかん)は20日のようだが、
先週末はまさに大寒だった。
いや、まだ進行形だが。


昨日夕方からの冷え込みはハンパ無く、
−5まで低下した気温のお陰で、
玄関先の水道が凍ってしまった。
実は凍結防止のベルト型ヒーターを巻き巻きしていたのに・・・
−5℃恐るべし。


現在、冬のカウコンフォートを検討・実践しつつあるが、
こんな日に現場でデータを取らなくて、いつ取るんだ!!
と病み上がりながら、自分に言い聞かせて、和牛界のTTさんちに行く。

雪が断続的に降り、視界が悪い。
1時間ほど、子牛牛舎などでデータ測定。
子牛用のバケツの水は半分以上凍る寸前。
−4℃近いものもあった。
1年に2〜3回ほどこんな日があるらしいが、
この数日間に飲めなかったり、食べられなかったり、
調子を崩した牛は、後々引きずることが多いようだ。
こんな最悪な時にどう対応できるか、それが鍵だと。


買い物に雪かきして、ついでに実家では除雪機で道路まで50m。
合間・合間にバタバタしていたら、気づけば夕方。
N村農場に行ってみた。
パーラーが凍って搾乳が昼間で出来なかったらしい。
ストールは半分雪に埋まっているし・・・
水槽も当然積雪中。
はぁ〜。
これでどれくらい乳量にロスが生じるか???
加温装置はすぐに使えそうにない。
とりあえず、沸かし太郎を発注することに。


冬場の問題。
多くの農家で抱え、未解決のまま、春を迎える人も多いと思うが、
それを提案し、改善に向かうことができるか、
一番寒い大寒から立春までが勝負だと思う。