牛を飼う人々と
先週末は10月から始まった紐付き飼料稲給与試験最終体測。
この4ヶ月間で計4回の体測と2回の採血が無事に終了した。
特に体測時に牛も我々も事故なかったことがよかった。
牛の体測で面白かったのは、以前にも書いたが、やはり牛を追う人の能力。
牛は追う人を見て逃げる。
隙があれば突破する。
どうすれば隙を突かれず、どう動けば牛の動きを封じられるか。
観察し、実際に追って確認する。
牛をカンカンに乗せる際に後からいくら押しても動かない時がある。
カンカンに乗るタイミングを逸するとなかなか乗らない。
が、乗る直前に背中辺りを上からバシッと軽く叩くと躊躇する間なく乗る。
これは100発100中だった。
問題は背中をどうやって叩くか?
今回はカンカンの真横にローダーを置いて壁代わりにしていたので、
そのローダーのタイヤの上に乗ってジッと待ち伏せし、
真横を通過する際に上から背中を叩いてやった。
顔を見られないように背を向けジッとしていれば牛は気づかない。
さて、肝心の飼料稲給与だが・・・それは今後の考察に任せるとして。
私の目的は、ワークショップ形式での話し合いを進める如く、
どんな試験だろうが、一緒に取り組みを進めるところにミソがある。
奇しくも、試験と平行して牛舎建設も進められている。
様々な検討課題が進められる中、どう考えてどう次に行動していくかを見守りたい。
体測が終わり、夕方からは一緒に肉を食らう。
29の日ではなかったし、
パオゥ~でもなかった。
いやパオゥ~でない所に行きたいとのこと。
なかなか面白い集いだった。
またやれたらと思う。