sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

乳房炎

今週はボチボチだと思っていたら、マルサの洗礼を受けることに。
戦々恐々の中、相手の出方を待つ緊張の一週間になった。


そんな中、昨日はD乳農協指導部SSTチームの定例会に参加した。
内容は専技の簿記初級講座と各担当の所信表明演説もどきだったが・・・
久しぶりにいい話を聞いた。


dosankoさんの乳房炎検査に関する話だ。
以前から乳房炎対策としての農家依頼検査に関して、私自身は直接検査することはないが、疑問を抱いていた。
農協・共済組合・そして県に検査依頼があるらしいが、その全体を把握・対策を一元化は図られないんだなぁと。
農家要望に基づき個別に対応しているが、傾向と対策とか、予防など・・・
何かないのだろうかと。


今回農協が検査した結果によると、乳房炎の疑いがあるとして培地培養検査したうち、3割は検知せずで、2割がコンタミだったとのこと。
また、明確に治療指示が出来たモノは25%しかなかったようだ。
75%は検査したが検出されなかったり、サンプリングがダメだったり、治療方法のないものだったり・・・
実際に乳房炎対策の治療薬の投与やその手間、休薬時間・そしてその間の廃棄乳がムダとして発生している。
改善による経済効果はかなり大きいし、明快な対応に期待がかかる。


これはひとつの、マーケティング&イノベーションのグッドなコラボ事例と思う。
普及浸透に期待がかかるが、それには農協だけでなく、関係者の協力も必要だろう。
1月31日(木)にはこれに関する研修会が開かれるそうだ。


1月も半ば。
我が家の第一の正念場は今週末。
まずは健康でその日を迎えなければ。
早寝早起きで。