火事場のバカ力

「ばかか」ではなく「ばか力」のこと。
一昨日のテレビで実験していたのをたまたま見た。

筋肉の限界まで到達すると脳が筋肉にそれ以上運動続けないように指示を出しているらしいが、
外部からの何かの衝撃を与えると、その指示が断絶して運動制御が一時的に解除され、火事場のバカ力を発揮できるとのこと。

テレビでは、運動会のピストルを使って刺激を与えていたが、プロ選手などは自身が発する大きな声が効果的らしい。
女子テニスのシャラポアや卓球選手も声を出す場面をよく目にする。

そう言えば、今年の伊吹山だったかＦ肉さんがゴール手前で後方から雄叫びが迫ってきたと言っていたなぁ・・・
ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・

この雄叫びこそ、最後の最後に振り絞る底力を爆発させる起爆装置なのだそうだ。
私自身は、たぶんこれまで雄叫びしたことない、雄叫びするほどの元気が残っていないのかも・・・

注意点としては、雄叫びによって制御すべきリミッターが解除されるため、繰り返し使うことで筋肉の損傷などが起こる危険性があるようです。
ここぞ！！という最終兵器としての利用ということですね。
なかなかここぞという場面まで、仕上げきれないというのが雄叫びできない理由なのかもしれません。