sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

2つ目の山

山=コブといってもラクダでもハチ北北壁でもない。
3月15日の確定申告が一つ目の山だったが、
その後は、月末消費税申告期限までにと、23年分の経営検討と併せて本日反省会を開催。
これが3月の2つ目の山。


先週から13名の決算データを元に検討資料を解析していた。
一見簡単に見えるが、なかなか小難しい作業。
農家別のデータを整理して、フォームを整えたり、経営データだけでなく、農場成績も併せて集計するため
とにかく時間ばかりかかり、今週は朝から深夜まで暇が有ればそればかり。
なんとか今日のお昼に間に合った。


反省会、まずアイブレ、去年1年を振り返って「芸能人」に喩えたら何か?というムチャぶりしてみた。
イメージできないまま、考え抜いて隣同士で共有する。
SPからは、なでしこジャパンの佐々木監督がでた。
酪農業界はなかなか良いニュースが少ないため、自虐的な比喩が多かったか???


さてメインの経営データの検討は、基本自分自身の時系列的な比較検討。
最大8年間のデータからその推移を眺められる。
8年間、この時間の中には莫大なデータが積み重ねられている。
その間に、生産調整有り、原油や飼料高騰あり、補助金発動も大きかった。
経営内部で、いろいろな取り組みも進められてきた。
カウコン・飼料増産・繁殖検診・サシバエ対策、そして経営検討。
最も進んでいないのは、実は経営検討かもしれない。


東部では、この他全体の集計データを計算してデータ提供してきた。
今年も経産牛1頭あたりと生乳1キロあたりの一覧表を作成。
いろいろな角度から分析可能。
数字と現場はまだまだ差を感じるモノの、データから見えることも多く、その信頼度は高い。


24年はもうはじまっているが、早め早めの作業と常に振り返ることが経営改善の大きなコツだろう。
24年も、もうすぐ3カ月過ぎる。
経営は常に動き、常に判断が求められ、まるで生き物のようだ。