sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

表彰状

と聞けば、土俵上で外人さんが優勝力士を表彰する光景を思い出す。


今日は仕事納め。
ここ数年は休むことも多かったが、今日は仕事納め式にでる必要があった。
所長表彰して頂くことに。
11月頃から水面下でシゲちゃんがサクマっていたようで、今考えばいろいろと質問攻めにあったような。
とりあえず、全文を。
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表彰状
肉牛の増体と品質に悪影響を及ぼすサシバエの被害防止を図って経営改善を促進するため、防虫ネットを設置するよう肉用牛農家に対して熱心に啓発を行われました。その結果、畜産農家にも広く認められ東部農業共済組合が助成制度を設けるなど肉用牛農家の支援に繋げられた功績は他の職員の模範となるものです。よってこれを表彰します。
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他にも6つの職場が表彰された。
・県税滞納者からの徴収率向上
・台風被害の迅速対応
・海づくり大会での清掃活動
・病気蔓延防止啓発活動
原発避難者へのケア活動
選考基準はわからないが、団体・職域と個人があるらしい。


ちなみに普及からは果樹の大雪被害防止対策が、県庁で知事表彰され、コッタンが代表参加したそうだ。
どのアクションに対する表彰なんだろうか???
サシバエ対策は、ネット技術の普及拡大だけでなく、キッチリした効果検証が必要だ。
酪農のように、1〜2年で結果が見えてこないため、まだまだ粘り強い追跡と他の農家にも拡大が必要だ。
単にサシバエだけでなく、他の吸血昆虫や、獣・鳥も含めた侵入防止効果があるため、牛の落ち着きに相関があると思う。
この表彰は、そうしたまだまだわからない部分をキッチリやれよと釘を刺されているようにも感じる。


また、個人表彰だったので、単なるスタンドプレーに終わる可能性もある。
今後は、農協などの関係機関を巻き込んだ対策推進も課題だ。


この手の技術普及が大幅に遅れている理由のひとつに、研究機関の対応の遅れがある。
農家のニーズを上げても無反応か却下な場合がほとんどで、現場から置き去りにされたままだ。
ニースに基づいた対応がなければもっと無用となる。
そこまでは表彰者は見抜いていないだろうが・・・