sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

初雪

昨日の朝からミゾレ模様だったが、午後からは結構な降りとなり、夜の搾乳立会では体中が凍える始末。
冷え切った長〜い水槽の温度を測定してみると、

水がジョボジョボと出てくるあたりで10℃程度と低いと思ったけど、30メートルほど先の排水口近くでは0〜2℃・・・
これはいくら寒さに強い牛でも飲みたくなくなる水温だ。
一度水槽の水を全部排水してから再度測定すると・・・
給水口では15℃近くある、そして排水口では8℃近くと、やはり7〜8℃低下していた。


ここ20年近い間、家畜の飼養環境はかなり改善に向かっている。
ただし、大抵の場合は夏場を中心とした暑熱対策を中心としたカウコンフォートが考えられてきたようだ。
それに加え、最近になって夏から秋にかけて集中的に発生・膨大な被害となっていめサシバエ対策が加わりつつある。
牛はもともと北海道など、寒い地域の家畜であるが、鳥取辺りでは意外と冬場対策が考えられていないと最近思う。
これは、家畜の生産性が格段に向上し、それを発揮させるためにはそれに見合った環境が必要だと言うことなのかもしれない。
それが良いのか、悪いのかは別として、家畜共済の事故数字でも裏付けられる。

ついでに、照度計で畜舎内の明るさチェック。
蛍光灯の下では400〜600ルクスは確保されているが、
牛の乳房の下では・・・20ルクスほど。
一般的には読書などには200ルクスは必要とか。
搾乳時に乳房・乳頭の先を丁寧に拭いて、確実に搾乳をするためにはもっとヒカリが必要な気がする。
いい加減に拭いていないか?
その前にちゃんと見えてなくはないか???
そのへん、ちゃんとしている農家では、LEDのヘッドライトを装着している。


今年はカウ・ジャケットブームを起こしたいと検討中。
でも現場データは、自分自身にも無いし、他にもなかなか無い。
昔から、困った時は3人に聞けと言われている。
それは県庁にいた時だったが、岡山・島根・・・あと1人。
いろいろ情報をもらい、共有できる。


今は、畜産ShoLow'sの面々・専技・D乳の方々。
困っていることや興味があることは、この辺の情報収集でだいだい事足りる場合が多い。
ただ、子牛育成に関する現場データは、実際なかなか無い。
専技曰わく、試験場の出番らしいが、それは現場の数字ではない。
とりあえず、関係者とデータ収拾して、これからの取り組みを考えることに。

今朝から晴れて、少し走れた。
寒い北風から南風に変わり、なかなか気持ちいい。

河原→千代川→国府→郡家と軽くまわり、軽く汗を掻いた。


寒さとボー茄子の勢いを借りて、パールイズミの電気式ブーツカバーやグローブカバーが欲しいところだが・・・
グッと抑えて、安くてあったかいグッズを試してきた。

ホームセンターにあったスエット生地の靴下???
大きめを買ってシューズの上から強引に履き、クリート部分をハサミでチョキチョキ。
蒸れ防止の穴が多数あいているが、今日はつま先まで全く寒くなかったし、見た目も真っ黒なので目立たない。
長さは膝下10センチまであるので、多少のハネがきても靴やパンツ裾が汚れることもない。
足首の運動を阻害することもなく、たったの980円也。
これはいい!!