sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

八つがしら高校・陸上部・長距離

昨日朝、メールボックスフェイスブックから届いたメール。
「今日、やず高陸上部講演会があり、バイカン(元陸上部監督)とたつやと飲む」と東京の同級生から。
著名マラソンランナーを排出しているその会社で副監督?しているが、何故講演を?
夜、ビザールで合流し、バイカン含めて5人で同窓会。
なかなか楽しい飲み会だった。


講演会の目的は、我々が卒業以来低空飛行しつづけている長距離、中でも駅伝にカツを入れること。
私は走ってないが、高校3年の時、中国大会での2時間10分00秒も、文ちゃんがいたゆらに阻まれ続けた都大路への切符も、今だ伝説的に未達成のまま残っている。
当時のことを熱く語るバイカン。
昨日の講演会のパワポを見せてもらい、胸が熱くなった。
高校・大学・実業団と長距離一辺倒の同級生は、今では県や都から駅伝監督を依頼されるほどになっている。
強い選手がそのままなった監督とは異なり、選手のモチベーションアップと維持の方法をよく理解しているし、コミュニケーションスキルがかなり高い。


そもそも、何のために走るのか。
高校で走れても、大学や実業団では通用しない選手が山といる。
外人やお金頼み・サプリや注射依存の現実の中、学生は本来教育の一環であり、そこからの逸脱は全く意味がないと。
本当に大切なもの、仲間と自身・チームの目標設定と気持ち面での共有。
これが最低条件。
目標が定まれば、あとは具体的な方法を考え、実践力を高めるのみ。
共に走り、悩み、また走る。
この基本的な工程を高校の間に重ねる訓練が、後の人生を大きく左右する。


考えてみれば、やつがしら高校陸上部は、そんな訓練の毎日だった。
来る日も来る日もただただ走るだけだったが、
あのチームは、全ての目標の焦点が全くぶれなかった。
みんな活き活きしていた。
やると決まれば、話は早かったし、団結力や実践力はピカイチ。


そんなトレーニングが、今の仕事や自転車にも生きているはず。
ちなみに、たつやとは、日本屈指のコーヒー焙煎マスターらしい。
2週間前の「すいやん」にその弟子がデカデカと掲載されているそうだ。