sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

農家の傾向

フェイスブックからのスコット情報。
http://www.scott-sports.com/us_en/spark2012/spark2012
12年は、Sparkでも29erが展開されるらしい。


今年度に入って、酪農経営以外の経営検討を少しずつ始めている。
いずれもソリマチ会計簿記している農家で、出荷成績が把握出来ているものでだか。
19年以降、おにぎりさんがいろいろな農家を経営面で支援し、つなぎ止めてくれていたお陰で農家に検討を提案しても、あっさり過ぎるぐらいGoサインが出る。


準備するネタは、基本的には酪農と変わらないが、出荷成績はある程度の集計作業が必要となる。
おそらく検討2回目以降は、かなり単純な作業で準備作業が継続できるようになるはず・・・
しかしながら、重ねていく検討内容は徐々に高度な・または困難な内容にレベルアップしていく。


今考えてみると、農家との検討会を昔はかなり間違ったモノで捉えていたように思う。
キチンとしたデータをとりまとめ、
明らかになった課題、
そしてその解決策。


この全てを1回の検討で解決させるもの。
かつてはこんなイメージを抱いていたが、実際にはそんなに簡単なモノではない。
いろいろな雑談が飛び交い、現状把握さえままならないまま終わる場合もある。
農場成績や技術論ではなく、いきなり親子間や経営移譲・結婚など核心に落ちていく場合もある。
経営の善し悪しがあったとしても、検討というモノは、継続してくり返しくり返し行うモノでと最近は思っている。
継続性と、中味の高度化で検討会が充実していく。


いろいろな農家で話し合いをして思うことは、
・過去の経営をとりまとめ、あらためてみんなで見ることは、どんな経営形態でも不可欠
・成績が把握できている人、共有できている経営ほど、問題点も把握できている
・問題が把握できれば、解決のために、役割分担・優先順位づけ・技術革新を考えることができる
・そして行動したら、必ず効果測定・経営実績評価を行うことで、次のステップへの足がかりが出来る
・これらPDCAサイクルが回るためには、外部からの刺激と、内部の潤滑油が必要


全て当たり前のことだが・・・
その刺激とは、我々のようなお節介野郎のコミュニケーション。
潤滑油とは、農家内部のコミュニケーション。
これが活発な農家ほど、勢いがあり、笑いがあり、成績や経営も追従しているような気がする。
そのコミュニケーションとは、楽しさ・笑い・感謝なんだろうなぁ。
ガハハでも、ワハハでも、ニヤニヤでも、クスッでもいい。
親子・家族・職場・友達・サークル・町内会、笑いが絶えないところに、エネルギーが満ちあふれている。