sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

遅れがち・・・

今年の春作業、どうも遅れがちだ。
4月中にコーンの播種がはじまったのは2戸?
連休明けてもなかなか進捗していない。
昨日時点で2枚しか播けていない農家も・・・
こんな時、天候の不順が影響している場合が多いが、実際にはいろいろな問題がある。


1つは、圧倒的な準備不足。
いざ作業をはじめようとしても、なかなか始まらない。
機械のメンテ。
昨年、故障したままだったり。
更には、各種資材の発注遅れも。
作業手順の一つ一つに正確さが欠けている。
最悪なのは、出来ることを明日に延ばしてしまったり・・・


1つは、欲張り過ぎ。
表作も大切だが、裏作も確保したい。
コーンとイタリアンが典型的だが、
結局、イタリアンの収穫が遅れて作業全体の遅延につながっている。
そのイタリアンに何を求めるか? 収量や品質は確保できたか? コストはどうだったか?
本当に必要なのか?


最後は、やはり天候。
今年も確かに不順だった。
GW前から、数日間ずつの晴れ間が広がり、仕事を進められた人・進められなかった人。
結果論だが、GWあけの大雨によって生育旺盛だったイタリアンがかなり倒伏した。
倒れると刈り残しが発生し、収穫ロスが生じる。
測定したら1㎡当たり1キロ近い=10a当たり800〜1000キロ。
大変なロスだ。


このロス、2番の生育にジャマになり、刈り取り時にもジャマとなる。
最悪腐った塊がロールに混入してしまう恐れもある。
やはり、イタリアンはGW当たりで終われなければ作らない方がいい。
作ることで、様々な経営ロスにつながっている。
それでもやりたい理由は???


いろいろな場面で、いろいろな角度から、取り組みを前進させるための秘訣を考えてみる。
それは、今日一日が終わる頃、もう一がんばりすることだ。
決して、誰のためでもなく、自分のために。
もう一漕ぎ、もう一山、もうひとモガキ。
明日に疲れが残ったとしても、それは心地良いものとなり、心はリフレッシュされるはずだ。


そのためには、たまには大きく遅れてみればいい。