sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

社説

2月アマゾンで「奇跡の教室」を注文する時に気になる本があった。
「日本一心を揺るがす新聞の社説」という本。
少し遅れて思い出して注文したが、年度末になっても届けられず、すっかり忘れていた。


今日ようやく届いたが、
配達した佐川の人はメール便が郵便受けに入らなかったのか・・・
玄関ドアを少し開けてソッとドアの内側に入れて・・・
これって???


さて早速読みふけった。
本の帯には、全国1万人の人が涙した、口コミだけで列島に感動を運び続ける、読めば読むほど幸せになる新聞がここにある、など誉めすぎかと。
2時間後、頭が痛くなった。
社説は読み切りサイズの41本だが、10分おきに涙が止まらなかったせいだと思う。


この社説、日本一だが、社説らしくない社説で有名らしい。
著者によると、人の心には「知・情・意」の3つの機能があり、
知は知性、
情は情感、
意は意志だと。


そのうちの情、情報とは情感を刺激するものだと。
情報を得て、何を知ったかではなく、何を感じたかが大事だと。
情報は、報道の上に「情け」を乗せている。
人間味のある心、思いやり、優しさ。
ジャーナリズムは哲学的な知ではなく、情を愛する媒体だそうだ。


それを受け取る我々も、何を知ったかではなく、どう感じ、どう行動するか。