sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

新しい取り組み

岡山佐藤さんから教えてもらった映像。
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html
何度か見直したが、なかなか興味深い。


社会現象を企てる場合、おそらくその現象は流行っていない内容のハズ。
新しい取り組みを企てることになる。
その際に、何が必要なんだろうと。


仕事柄、今までの殻・壁・概念をぶち破ることも必要となる。
決して新しいことではない。
基本技術を忠実に遵守すれば、自ずと結果が出るんだということを試験場のような公的機関や一部優秀農家だけのことではないと証明する運動。


いくら有能でも旗を振るリーダーだけでは、運動は盛り上がらない。
むしろ、くだらないことでもフォロワーがいれば、リーダーとして育て上げると言うことか?
運動になれば、リーダーが誰だったかなんて関係なくなる。
正しい方向性は必要だが。


このことは、40代となり、いろいろな仕事を通じてその通りだなぁとうなずくことが多い。


例えば、試験場の仕事。
いい仕事やったとしても、その成果は現場に浸透しない。
多くの場合、リーダーにもなりたがらないが、それを支持する人がいない。
フォロワー不在。
そんな中、一部の強力な和牛推進力は、多くのフォロワーがある。
すごい人間力だと思う。


飼養管理技術でも、常に新しいことに対しては、物好きで飛びつく人・他の人の動向を見定めてから導入する人、導入しない人がある。
何がいいのかという以前に、誰がやったか・誰が参加したかを重要視する人もいる。
技術を導入した後で、その中味を学んだりしている。
不思議なものだ。


ここ2年の間にNDK的なことも普及しているが、
この取り組みに参加する人、傍観する人、参加しないと決めている人。
進める側としては、息の長い粘り強い取り組みを進めていくだけだが。
いざ参加した時に、参加できないのでは意味がない。