sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

便利になると・・・

今や世の中には、モノがあふれかえり・・・
そういう私もたくさんいろいろ持っていて・・・
捨てられないし・・・
新しいモノ、便利なモノ、カッチョエエもの、惹かれてしまう。


今日はD乳での経営改善検討の際に使用するPCソフト研修。
D乳職員と普及関係のみの秘密裏で今年3回目。
前回とは大きく異なり、開発者の力の入れようが伝わってくる。
出来る内容もかなり増え、正確さが増したようだ。
簿記データを読み込み、借入金台帳を作成し、今後の経営予測を作る。
いろいろな微調整要素を数値化して入力していく。


毎月ごとにどんな経営になっていくのか、数字が羅列される。
データはエクセルなどに排出可能。
とても便利に見える。
道具としては、かなり使えるように感じた。


但し、魔法のソフトではなく、使う人の頭が相当必要だ。
そもそも、農場ごとの正確な事故率とか、更新率とか、データを把握できている人がどれだけいるのだろう?
データの定義づけすら曖昧なまま、机上計算を進めることの危険性もさることながら、改善を必要としてる人は、農協を納得させるようなペーパー資料が重要ではなく、日々の基本的な作業をキッチリとヤリ届けること、それを自発的に行える力が必要なんだと思う。


人としての基本的な部分を見つめ直し、規則正しい生活・食事・健康をもってして、はじめて取りかかれることだ。
食を創り、食を守る人が、不健康のままでは、いくら気取っても、かっこつけても、化けの皮はすぐに剥がれてしまうだろう。
最近、夜中でもやり続けている経営改善計画作成を通じて、そんなことばかり気になってしょうがない。
これは、NDK的に進めている農家とのワークショップでも同様に感じることである。