3.16の間際
今年程いろいろな物件を見る機会はないと思う。
個人事業者の決算。
毎年チクサン関係の方々を見てきたが、今年はそれ以外の方々の相談がある。
私がベテランになったからではなく、それなりのニーズがあるにもかかわらず、
そのニーズに堪えられない、堪えようとしないチクサン以外のフキュウinがいるから、少し知っていると思われているチクサンにニーズが来るのだろう。
本当に情けないことだが、新規のノウギョウシャが困っているにも関わらず、相談に乗ってあげられないフキュウinは一体何なんだろう?
シバシバ必要ないと言われる所以であろうと思う。
新規の方の記帳指導会があっても、自分の仕事として意識していないどころか、平気で「仕事がある」といって大切な仕事から逃げていく。
どこをほつき歩いているのかわからないが、現地巡回と称して逃げているのだろう。この現象は、簿記に自信がないからだろうが、研修受けただけで指導できるわけがなく、実際にいろいろな事象に遭遇し、苦悩しないのに覚えるわけもない。
そんな逃げが見え見えなのだが「できた?」と結果を聞くこともない。
指導という言葉が虚しく響く。
もはや支援でもない。
これが続けば、農家もバカではないから「技術」のおいしい部分だけの指導を望む。
自分を技術者だと浮かれているわけではなかろうが、技術=生産性を改善すれば経営もうまくいくと思っているのだろうか?
経営はそんな簡単なことではない。
チクサンの期限ギリギリになってもなお、進まぬ決算にも何だかなぁと思うが、
それ以前に指導に向かわぬフキュウには、我々を含めたフキュウの指導手腕の衰えを感じずにはいられない。
つまらぬ愚痴は続く・・・