sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

次元の違うリアリティ

毎年2月になれば計画活動の実績検討が始まる。
各特技ごとに行い、昨日は全体での検討を行った。


最近は、新規就農者や認定農業者・集落営農法人への支援が柱となっていたり、
更には六次産業化や、多様連携課題なども。
来年度からは新任務班が新設される予定。


普及が元々担ってきたのは、経営と技術の裏腹な問題。
とても深く難しい問題。
ところが、昨今この経営を安易に取り組もうとする。
実際にいろいろな部分で経営改善などと名乗って取り組みを進めているらしいが、
見聞きした範囲では、経営の切り込んだものは少ない、いやとてもあるとは言えない。
切り込まない理由を聞くと、農家からのオファーがないそうだ。
卵が先か鶏が先か・・・


農家側から見れば、経営面ではソリマチは出来ないし、
技術面から見ても、一般論は知っていても現場的に必要なことは知らないことだらけ。
とても、頼む気にはならないだろう。
これではいつまでたってもお互いの距離感は縮まらないし、
互いが感じるリアリティは噛み合わない。


さて、これをどう料理していくか。
まずは、前向きな気持ちのある者でまとまりつつある経営実績を集めて課題を煮詰めていく必要がある。
三月末までに必ずやり遂げる。