HACCPという仕事
長い間、蚊帳の外で眺めつつ過ごしていたが、
春から担当になることになり、再びテキスト開いたりしている毎日。
年寄りは、ハサップと読むことが多く、若い人はハセップということが多く、
正式にはHACCPというらしい。
推進会議や県主催勉強会に参加しているが、
この手の仕事は実にわかりずらいことが多い。
基本的には、農場内で行う全ての作業の全課程を文字化することでマニュアル化もできるため、従業員を含めた情報の共有ができ、その効果への期待感が高い。
「認証」という勲章欲しさに取り組む人は居ないだろうが、実際にはその取り組みを聞きつけて取り引き依頼もあるようだ。
5月になって、その取り組み農場でこれとは別の勉強会が開かれた。
これまでHACCPをたくさん学んだはずの職員に意外な落とし穴があることがわかった。
衛生管理基準をはじめ、まだまだ学ぶべき内容は多いようだ。
推進・認証のための手続きは、どうしても紙ベースでの作業が先行しがち。
平行して現場主体の学びを進めないと、絵に描いた餅となる可能性も大きい。
別の農場でも、全く同じ意見が農場主から聞かれた。
形は整いつつある。
これからの農場・関係者の取り組みが正念場と思う。
ワクワクする内容で、タメになる学びの場を作りたいものだ。