sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

コンサルとの話

農家のパソコンがダウンした。

画面が固まり強制終了、電源入れ直し・・・

最後には電源入れても立ち上がらなくなり・・・

XPだったが、ハードには家族の写真多数あるそうで。

SOSを経営コンサルにダメもとで依頼したら、ハードが壊れているがデータは取り出せるしハード交換だけで直るとのこと。

ありがたい。

復帰したパソコンを届けてもらい、しばし雑談。

 

「従業員がだめ」とこぼす農家のくだり

農家の社長は会社で働いた経験が少ないためか、雇用が下手と。

最大・最高の労働力は社長なのに・・・

従業員は社長の鏡なのに・・・

全て自身の成果の表れなのに、それを正しく理解していない。

そういえば、親子も鏡ですね。

 

「ダメなことを伝えるタイミング」のくだり

社長として失格と思っていても、いつ言うか、タイミングは難しい。

信頼関係ないのに言うと・・・更に関係は悪化。

空気が読めない人は本音だけが先行する。

雰囲気づくり・コミュニケーションのスキルが大切だろうな。

 

「経営指導が経営分析だと思っている?」くだり

経営結果は全て過去のこと。

過去のことをいくら分析しても過去はかわらない。

コンサルはそんなに経営指導やらないし、それ以前に簿記指導もほとんどしていないらしい。

年々、農家自身が記帳や決算はできるようになっていくべきだと。

簿記指導出来ない者が多いが、もし簿記が少しわかっても経営指導はそうそう出来るモンじゃないと。

やっているのは、農家との雑談が多く、業界全体の流れや話題を話すことが多い。

雑談力。

そして、農場では労働や生産や事故・治療など徹底した記録を進めること。

記録したら、あとで見直せるようなデータベース化を徹底的に進めている。

そこから集計も可能。

未来につながる過去の記録・集計が大切。

税金申告のためにだけやっている記帳に何の意味もない。

決算終わってやれやれの経営が多いが、儲かる人はそこで止まっていない。

 

久しぶりにいろいろ聞けた。

業界はいろいろと反省が必要だ。

簿記記帳すら手を出せないでいる指導多数。

仮に技術指導しても、その結果である経営に入りこめないでいる。

それ以前に技術も低空飛行・・・

先駆的農家は大切な技術はお金払ってでも手に入れている。

コンサルとは大きく異なるのが現状だが、それに気づいているのかいないのか?