sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

砂丘名物といえば・・・

東西8キロ、南北2キロ、鳥取砂丘の大半は観光地ではなく農地だ。
秋に紫色の可憐な花が咲くラッキョウもそろそろ出番を迎えつつある。
今週初めには生育状況を確認するための現地調査が行われた。
普段は砂丘地とは無縁だが、人手が必要なため駆り出され調査に同行した。


掘りあげたラッキョウの根を切り、地下茎5センチを切って重さを計る。
茎葉部分の重さも計り、更に実の部分を乾燥させて乾物測定。
地下部分を収穫する作物は、地上部分を見ただけでは、その生育はわからないことが多い。
今年は冬場の雪と低温が響き、やや生育が遅れ気味のようだ。


初出荷は28日の予定らしい。
血液サラサラを合い言葉に販売促進していたこともあったが、
相変わらず健康志向での販売戦略のようだ。
砂丘地の条件を生かした特産品として健闘を祈る。
そのラッキョウを漬けてみた。

根を取って、皮を剥き、長さも調整し、そして熱湯に10秒少し浸してからラッキョウ酢に漬ける。
とても手間の掛かる仕事だった。

左から20年に漬けたもの、
真ん中は去年漬けたもの、
そして右が今週漬けたもの。
ラッキョウ以上に、酢の色合いが時間の経過を物語っている。
食べる時は、ラッキョウよりも、この酢を食すことが大切なんだそうだ・・・