sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

畝立て

今週ジテツウ4日目。
ようやくこの生活に体も慣れてきた。

帰りは、因幡自転車道を経由する。
自転車道なので、車に遭遇する危険は少ないが、犬と散歩する人は多い。
気を遣いながらも、道路状況を見ながら区間を決めてもがいてみる。
とは言ってもマスターベーションにも至らないが・・・


さて、今日は若桜の山奥まで家保のM田さんとドライブ。
繁殖検診の今回からデータを残すようにすることに。
最近流行りの繁殖検診。
農家によってそれへの期待は、違うかもしれないが、
ただ単に妊娠鑑定して種が付いた事実を確認することではないそうで、
ついていない個体をいち早く察知すること、
つかない理由を考え、その対応を素早く行うことが目的だと。
それと相まって、外部から定期的に人がやってくることで、様々なデータ管理も行われる。


よって、受ける側にも、訪問する側にもモチベーションアップが図られる。
はずだが・・・
盛り上がらない場合には、それぞれに問題があることになる。
マンネリ化もあるかもしれない。
そのためには、定期的にデータ集計と話し合いが欠かせない。


午後。
田中農場食堂(郡家駅構内の耕?庵)に寄って大江のタマゴと田中農場のコシヒカリのマッチング親子丼を食べてからコータロー牛舎に。
トウモロコシの畝立て栽培試験を行っていた。

ロータリーの刃を内側に向けて逆転させながら走ると2列の畝が出来る。
そこにゴンベイのような播種機が2つ付けてある。
試作機で100万円也。
ロータリー70万、播種機30万だそうだ。
畝の高さは15〜20センチ程度。
元々は大豆用の機械のようで、特殊なモノではなかった。


さて、トウモロコシ栽培。
日々の管理が大きくものを言うが、
排水不良は最も善し悪しを左右している。
畝立て栽培がどれほど効果をもたらすかわからないが、
この技術を導入することがきっかけになって農家の意識が変わりつつあることは事実のようだ。
去年、ほ場の周りに額縁明渠を勧めたが動かなかったが、今年は2戸ともユンボを使って溝掘りを行っている。
1枚ほぼ丸1日かかる作業だが、結構楽しんでやったようだ。
がんばったので、鼻高々で自慢の声も心地良く聞こえる。
それぞれ、少しずつの努力が重なって、成果が生まれていくのかもしれないと感じた瞬間だ。