sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

山岳王

初めて登る山は、ワクワクすると共に、常に不安を抱えてのアタックとなる。
それが、長丁場&パーティだと尚更。
自転車と違い、登山には登山に必要なスキルがあるが、
まずは、一定のリズムで粘り強く歩むことが出来る体力だ。
10年前の自分には、たぶんそんな体力はなかったと思う。
遊び盛りの子供と屋外で一緒に汗だくになって遊べる体力。
疲れるのを嫌うほどではなかったものの。
疲れやすく、何をしても面白くないことも。
長く歩けること、急傾斜でも登れること、切り立った岩場でもへっちゃらなこと。
木の根に足を取られないこと、下りで膝がガクガクにならないこと、汗をかきすぎて水分補給しすぎないこと、帰る途中・帰ってからの余力を残すこと。
いろいろと考えると、登山に求められるスキルの幅と奥行きは相当なものが必要だ。

山の頂からの眺望、木立の中の木漏れ日、爽やかな風、谷間のすんだ流れ、全てを満喫するために。