生産なくして販売なし 販売なくして経営なし
かつてD乳組長だったか「よい生産物があって初めて販売ができる」という信念の下、
生乳品質を高める取り組みが行われ、全国トップクラスの乳質を誇ってきた。
先日の協議会では、夏場の酷暑が続き、牛も人も限界となっていて、
高い乳質制限はどうなんだろうかという意見があった。
高いのは脂肪分と思われるが、それよりダントツでいい体細胞などの衛生項目の数値が目安にならないだろうかといつも思う。
高い目標が、かえって皆の足を引っ張ることは確かにどうなんだろう・・・
さて、昨日は地域資源付加価値アップセミナーなる研修会に参加させてもらった。
その冒頭、付加価値について、掘り下げる話を聞く。
付加価値を付けるとは、元々の商品の素材は変化させない。
価値を高めるために、本体以外のことを考える。
考える際には、その本体からなるべく遠く離れてみる。
他産業とのコラボ、地域起こしなど。
とてもわかりやすい話だったし、濃密な2時間。
「ブルーオーシャン戦略」の話、
「トップブランド・プレミアムブランドの必要性」
最近の6次産業化は、どこもかしこも似たものばかり、商品開発が最大の目的となっている物が多く、いいもの作ったと自己満足しても誰にも知られていない・・・
「小田原丼」が来ているらしい。
5万円の器に入った地元食材が入るのが最低条件の丼。
知ってる???
確かにいいものを作っているだけでは売れない。
そして、販売なくして経営は成り立たない。
自信もって作るのだから、自信持って売ることも可能だ。
そんな取り組みがひとつでも増えることに期待。
毎年10月23日 いろいろある。
今年もいろいろあった。
そのひとつが届く。
ヒントは異端児。