sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

王滝100キロ スタート〜CP1まで

6時100キロスタート。
ありがたいことに寒さは程よく、薄手のヤッケを着るだけ。
SSKさんは焦らず最後尾からスタートするらしく同調。

しかしスタート時間が迫っても後から最後尾がやってくる。
スタート地点にたどり着くまで約3分。

去年は前の方で緊張感があり落車もあったが、今年は無い。
シングル・ギアのMTBも居たり、ド・ピンクの衣装の変な人も。
林道までは1車線でクネクネした舗装道路を登っていくが、人数が多くて詰まり気味で進む。
恐らく林道入口ではトップからは10分以上の差が生じていたと思う。

林道入口あたりでは、まだまだ人が多く、追い抜きは苦労する。
最初の登りに1カ所だけ坂がきついところがあり、前から次々と足を付いて押し始めると、後続も次々と追従することになる。
最初の10キロを約1時間掛けて登る。
ほとんど谷の中、木陰のため汗はかいても暑くない。
傾斜もきつくない。
道もガレ場はなくフラットロードが続く。

少しずつ車列が1列になってきた。
ダブルトラックなので抜きやすくなる。
最初の坂を上がりきれば今回の登坂は30%程度終わったようなもの。
その後も上り下りをくり返し、過去の地震で大きな地滑りが起きた谷に下りていく。
ガレた下りが始まる。
撮った写真はフラットロードが多いが、危険な路面は撮りにくく、全て省略。
ガードレールが極端に変形していたり、道路脇がならくの谷底だったり、ケツの穴がモゾモゾしそうなところを何度も通過する。
それ以上に恐ろしいのは、自分なりにまずまずのスピードで下っているのに、「横、行きま〜す」ってぶっ飛んで抜いていく人・・・
何所を抜くのか、どうやって抜くのか、わかんないままに一気に下っていく・・・
ガレた下りは、喩えるならば、堅く凍ったハチ北北壁みたいな感じ。
そこを1本下る道がついており、丁寧に下っていると、フィヨルドさんバリのクレージーなモーグラーがバンバンとブーコーを落ちていく。
そんな感じ。
20キロ地点からは、笹原に入り、道幅は狭く、ヌルヌルした路面の登りは滑りやすい。
下りはかなりの急勾配となる。
去年はここら辺が最後の10キロで、あまりに登りがきつくて押して登ったことを思い出した。
2回目の登坂を終えると最初のCP。
水を補給し、ヤッケを脱いで、バッグに入れた補給食を取り出す。
35キロ地点を2時間40分程度で通過する。