sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

雲の上 雑感


北に向かうシートにへばり付きながらいろいろと考える。

雲の上からの風景は、眺めていて飽きない。


こんな話がある。
昔、すずこさんが飛行機に初搭乗した時に窓から下界を眺め、
「下ではあれやこれや騒々しいけど、上から見たらゴチャゴチャしたこともガヤガヤしたことも一切見えないし聞こえない」
「争っている境界線も見えないなぁ」
陸地や川などの線は見えるが、県境や国境は見えないと。
一種のすずこ教だ。


受験シーズンなので予備校先生がテレビによく出てくる。
いつやる? 今でしょう!!
全くそのとおりと実感する。


面白いのは、理論・理屈は何をやっても共通であり、計画性や日々積み重ねが学びでも大切であるということ。
他人から見ればバカみたいに坂を登ったり、ロングライドの苦行も、その中に達成感や喜びがあるように、学びの中にもそれと似た価値観はあるのだろう。
私には苦行以外の何物でもないのだが・・・
難問を解く・わかるというアハ体験なんだろう。


☆前もって目標を設定し、目標を達成するために何をすべきか考えること
☆その目標に向かって、毎日すべきことを実践すること
☆共に進む仲間を持つこと
☆苦しい時こそ、前に進む気持ちを絶やさないこと
私には全くできていないが、こんなことを再認識しつつ、振り返りつつ。


正式には未確認ながら、息子らの仲間も多くサクラサクだったらしい。
同じ大学に進める仲間がいることは頼もしい。
但し、大学に入ることが最終目的ではない。
更に卒業や就職さえも。
自分自身の役割を考え、前に前に進めるようにお互いががんばらんと。


折しも3.11から丸2年。
あの時のことを思いだし、感動したあの記事をまた読んでみた。
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/
何とも言えぬ心を揺さぶる感情が込みあげてくる。
この渡辺校長の言葉が詰まった本を前に買って読んだが、今回改めて息子に贈ることにした。