播かぬ種は生えぬ
毎日FMラジオを聴きながら職場に向かう。
盛り上がるのは「ファイト!一発!!」のリポビタンDのラジオCM。
7時10分頃から始まる。
現在17シリーズ中らしい。
http://liporadio.sakura.ne.jp/series17.html
この番組のあとに「ありがとう、先生!」という番組がある。
http://www.tfm.co.jp/teacher/index.php?itemid=69598
私が記憶しているのは、高校一年生の時、担任の先生が入学式のあとに話したことば。
「播かぬ種は生えぬ」というもの。
東部では一昨年から法人勉強会を始めて、そんなに大した内容ではないが、継続していろいろな角度から学びの場を設け、スキルアップや労働改善・成績改善を目指している。
課題はたくさんあるし、改善への壁も高く厚い。
そんな中、今の課題を検討したり、今後の取り組みを考える事になった。
もう少し掘り下げて取り組みたいことがある、と法人側から聞いていたが、具体的な中身を聞いて驚いた。
「コーチング」を学びたいと。
技術とか、経営とか、学ぶべきことも多いが、それ以前にコミュニケーションや情報の共有化なども含め、もっと大切なことがあるのではないかと思っているらしい。
法人の前に、我々畜産指導者の間で、この手の学びが大切だと思って取り組んできた。
その効果は万全ではないにしても、それなりに浸透していると思うが、法人に対してはまだまだ途中段階。
特に法人側から、この言葉が出るとは思っていなかった。
播いた種が思わぬ所から生えた!!
そんな感じ。
だが、そんなに簡単に実践して、浸透するモノではない。
これまた、地道に繰り返し繰り返し取り組むだけだろう。
コーチング、もう一度学び直すつもりで。
共に学び・理解し合い・その気持ちが共有できるような学びの場にしたい。
それにしても、夫婦・親子・職場など、複雑な関係の中でいろいろな感情で一喜一憂する人が多いこと。
それに反して、怒らない人と思われているようだが、実際はどうなんだろう?
自分でもそう思う。
腹は立つことはあっても、自分や周りに期待していないのか???
少し静かに考えてみよう。