技術とは?
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
技術(ぎじゅつ 古希: τεχνη(テクノ))・技(わざ)は社会の各分野において目的を達成するために用いられる手段・手法のこと。
技と術(すべ・じゅつ)は人の能力・機能・動きを表す概念である。
技は特定の目的を持ち、その目的を果たすための手段・手法であるが、これを体系的にまとめたものを術という。
技術を用いる能力は技能(ぎのう)と呼ぶこともある。
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農家が、ある目的に向かって進む際に、利用する手段・手法であり、その技術を利用する能力は技能と言われるということですか。
農家の目的とは?たぶん、人それぞれ。
お金・生き甲斐・笑顔・やりがい・借金返済等々、100人いれば100通りの目的、道があるでしょうね。
その一方で、ある技術が普及拡大する要因というものについて。
それは、技術を支える機械・資材の研究と伝える人。
今まで、飼料稲・放牧・サシバエなどの普及推進を目の当たりにしてきて、いろいろと感じました。
1.飼料稲の要因
・専用品種の開発
・専用収穫機械の開発
・飼料稲用乳酸菌の開発
・吉田さんをはじめとする熱い研究者
2.和牛放牧の要因
・バイチコール等の殺ダニ剤の開発
・電気牧柵の普及・低価格化
・山口県などの先駆的研究者
3.サシバエの要因
・フリーでの片寄り発生
・ネット対策の実証効果
・電撃殺虫器の効果
・それを伝える人の存在
技術も相当重要ですが、やはり人の存在が大切です。
伝える力も、技能の中の一つのように思えてなりません。
確実に思いを伝えられる、そんな人にならなければと。