山業 100名山 九州編 霧島連山
圧倒された爆裂火口の左奥に、高千穂峰が待ち受けていた。
九重の興奮冷めやらぬまま霧島温泉郷まで200㎞。
ビジネス料金で高級旅館に泊めてもらい、夜は黒豚を頂く。
霧島連山の攻め方は???
大きなカルデラ状の山が韓国岳、その先のカルデラが新燃岳、奥の山塊が高千穂峰。
手前のえびの高原から奥の高千穂峰までは、縦走路があったが、23年に新燃岳が噴火して立入禁止となっているようだ。
とりあえず、韓国岳に登ってみることにした。
登りはじめると、すぐに硫黄山がお出迎え。
岩が散在する登山道。
山頂までの標高差は500㍍ほどで、登っていくと写真のような柵が左側に。
カルデラの縁を登っていく感じで、柵の向こうは・・・断崖絶壁です。
山頂が見えてくると、右下にはカルデラ湖が。
ブルーの大浪池が眼下に、そして遠くは最近噴火した桜島のようです。
ほどなく山頂1700㍍に到着。
かつての縦走路を遠望してみます。
縦走禁止地点まで行ってみます。
新燃岳の火口にいくつもの水蒸気の吹き出しが確認できました。
そして高千穂峰の山が呼んでいる。
こっちにも登ろうぜ!!と。
これは、韓国岳の火口、一周することも出来るようですが、ロープしてありました。
さて、下りですが、大浪池方向に一気に下ります。
距離は1㎞ほどで400㍍程、しかも木道階段を下ります。
これがラクチンのようで足にくる・・・
大浪池からえびの高原までは、林間をトレラン風に走り下る。
2時間半の山旅でした。
後半、高千穂峰につづく。