sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

しみじみと聞く。

たまたまテレビから流れていたが、聞いた瞬間に言葉が耳に流れ込んできた。

立派でない自分が立派でないことをいいことに、無理矢理納得しているようにも思えてしまうのだが、長く生きれば生きるほど、歌詞のとおりだなぁと思えてくる。

しみじみと聞き、ジワジワと染みる。

 

祝 婚 歌
 
 
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい