中四国・百名山制覇! 剣山編
中四国の百名山は3つありますが、まだ登っていない剣山にフィヨルドさんと行ってきました。
剣山は写真のように笹原で覆われて、名前とは程遠いなだらかで歩きやすい山でした。
行程と行動時間など・・・
3時 起床
3時15分 院庄へ出発、途中コンビニで朝飯と昼のカップ麺を調達
4時45分 フィヨルドさんと合流、MPV号で出発
登山口までの往路ルート
・院庄~坂出 高速 120㎞
・坂出~つるぎ町 R438 45㎞
・つるぎ町~剣山登山口 R438 40㎞
8時半 登山口到着
院庄からは200㎞足らずの行程
高速なら2時間だがそう簡単ではなく、特に吉野川を渡ってからのR438は1車線も多い酷道です。信号は1つもないのに、すれ違う車が来る度に、Go&Stopの繰り返しでしたが、切り立った崖と谷底の渓流を縫ってグネグネと走るコースは絶景も多くとても楽しかった。
四国の醍醐味は、そんな山深い谷の奥に向かうワクワク感ですかね。
リフト乗り場のある剣山のお膝元には8時半に着いたが、剣山リフトは9時営業開始なのでゆっくりと準備する。
軽量化を済ませつつ、売店に行くとフィヨルドさんは朝食を食べるとのこと。
2人で素うどん・素かけそばをすすってからリフト乗車。
この辺りの紅葉は、10月末がピークだったようで木々は既に落葉している。
リフトからもうねった道がよく見えます。
8時55分 リフト乗車。
スタート地点の標高1450㍍から300㍍ほど上昇するので、リフト終点は大山より高い・・・
我々は、残り200㍍ほどを登るだけなので、標高差だけなら久松山登山ぐらい。
それではもったいないので、山頂を中心に東側の一の森と南西側のジロウギュウを回って下山するルートを計画しました。
リフトを含め距離10キロ、獲得標高1,000㍍ほどのハイキング。
15分ほどでリフト下車し、まずは一の森を目指す。
山の北斜面をトラバース的に登っていくが、完全な陰なので寒い。
気温は5℃程度。
途中ルート外にくさり場があったが、フィヨルドさんも興味はなく、そのまま進む。
しばらく進めば稜線に出ると一の森山頂はすぐそこ。
10時 一の森山頂到着。
モクモク登ったのでここらで暑くなり汗が出る。
2人とも半袖Tシャツになり、いよいよ剣山山頂に向かう。
稜線は森あり、笹原ありで雰囲気が良い。
山頂では10分間隔でヘリが土木作業用の荷揚げをやっていた。
ヘリからの風が強く吹き下ろし、さすがにTシャツだけだと寒かった。
10時20分 山頂到着
賑わう山頂は超平坦地。
地上げ感たっぷりの三角点を確認し、ジロウギュウを背景に記念写真を撮る。
そしていよいよジロウギュウへの縦走開始。
笹原のお陰で山容はかなりソフトだが、しなやかで見ていて飽きない。
縦走路はやや風が強いが、長袖1枚でも気持ちいいぐらいの温度。
ジロウギュウへの標高差も写真ほどは感じられなかった。
一の森から剣山山頂経由でジロウギュウまで快適な縦走旅でした。
11時 ジロウギュウ到着
山頂には数名いて、一角を借りてカップ麺タイム。
が、ここで水が足りないことが判明。
フィヨルドさん曰く、足りない分はお茶を入れるから大丈夫とのこと。
カップ麺のフチ2㎝程足りなかった・・・
フィヨルドさん分にはお茶を足して食す。
山での食事は本当に旨し。
ここからの眺めを楽しみつつ「山に登る」楽しみとか感動についてフィヨルドさん的講義を受ける。
その感動は、体感スポーツそのもの、残念ながら写真や言葉では伝えきれないが、フィヨルドさんと一緒に登れば、その都度教えてもらえる。
11時20分 下山開始。
下山はジロウギュウから剣山方面に戻り、剣山に登り返すあたりからリフト方面にトラバースしつつ下っていく。
と、目の前に御神体のような巨岩が現れる。
この巨岩が剣山の名前の由来らしく「大剣岩」のようだ。
岩陰には大剣神社がある。
この巨岩の真下を通過すればリフトはすぐそこ。
11時40分 リフト山頂駅から更に下山
登りはリフトだったが、この日も下りは基本的に小走り。
先週久松山ダブルの影響が残っていて、ジロウギュウまでの下りはゆっくりと下ってきたが、最後の下りなのでフィヨルドさんにつきあって下ることにした。
リフト乗車時間15分 VS ファイト一発!下り
なかなか快適な下りで13分で下る。
途中数組の家族やグループに道を譲ってもらい挨拶しつつ下りました。
3時間弱の山業でしたが、とても山深い場所にあるとても優しい山でした。
登山口までは自転車で、山頂までは歩いて、そして下れれば最高なんだろうなぁと。
帰りは別ルートで。
それにしても、こちらもかなりのルート。
交通量も多く、バスも走るため、バックも数回・・・