北岳 突然それはやってきた
夕食を食べ終わった頃、ふと外をみれば太陽の光が差し始めていた。
まだ午後5時半なので時間はたっぷりある。
急いでカメラを取りに行き、にわかカメラマンが動き出す
夕日をバックにトムらしいシルエットがかっこいい!!
日没まで30分ほどの黄昏れタイム。
少し高台に登って北岳を満喫する。
パノラマで幻想的に。
ちょっとした光の加減で表情がかわる。
西に広がる雲海、声が出ないほど美しい。
6時を過ぎて日が沈むと更に魅惑な空間へ。
雲とガスと青空と真っ赤な北岳と。
本日の北岳山荘宿泊者は50名ほど。
最初は窓際のかなり窮屈なスペースを割り当てられたが、フィヨルドさんの計らいでほぼ貸し切り個室に移動させてもらう。
3000㍍級の山岳なのにトイレは水洗。
バイオトイレなので、おしりを拭き取った紙は別途ダストボックスに回収されてヘリで下界に降ろされるようだ。
白煙の上がっている小屋は発電室のようだ。
最近はソーラーパネル装置の小屋も多いがここはまだのよう。
さて、今日だけで2000㍍ほどの獲得標高だったが、グッスリ寝られるだろうか?
続く・・・