sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

北岳 アタック!!

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9月8日 北岳の夕日 しばし時間を忘れて見入ってしまうほどの景色だった。

 

2年ほど前から本格的にアルプス登山を計画しつつも実行できずじまいだった。

が、今年いよいよフィヨルドさんと南アルプスに挑むこととなった。

(西穂岳独峰、木曽駒ヶ岳は2年前登れたが・・・)

西穂高岳へ - sawadake-Blog

雲上のスカイブルー 木曽駒ケ岳へ - sawadake-Blog

 

9月7日 乗鞍の続きです。

 午後0時 仙山乗鞍までフィヨルドさんに来てもらい、いざ南アルプス

 午後2時 長野県伊那市から南アルプスへの玄関口 仙流荘に到着

      林道バスに乗車するため無料駐車場に車を止めてバス営業所へ

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 午後2時半 小型バスが到着し乗車するも乗客は我々2名のみ

       乗ってすぐに運転手さんから「鳥取から来たの?」と問われ

       「なんで鳥取ってわかる」と聞き返すと「あのMPVでしょう?」と。

       林道55分走る間、いろいろ会話が弾んだ。

 午後3時半 山梨県に入り、標高2000㍍の北沢峠でバスの乗り換え

       県が違えばバス会社も変わる、ここからは南アルプス市

       北沢峠から30分ほど標高500㍍下れば北岳への玄関口の広河原。

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       バス停から3分の吊り橋を渡れば今夜の宿「広河原山荘」に到着。 

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 夕食は午後5時、消灯8時と山小屋の夕べは早い。

ワインで乾杯、飯を食べて明日に備える。

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部屋は大広間、2階フロワーに25人ほどの布団が敷けるが、客は年配夫婦とおじさんと我々の5人しかいない、あと3階には外国のツアー客が10名ほど。

8時に電気を消したが・・・寝られない・・・結局どれだけ寝たかわからないくらい浅い睡眠のまま朝を迎えてしまう。

思った以上に熱かった、あまりに静かすぎる環境下でイビキとか咳とか寝返りのうめきのようなものとか・・・結構気になってしまった。

乗鞍の疲れもある感じだが、疲れすぎて寝られないような感じだった。

朝食は5時半から、6時登山スタートと考えていたが、体調は今3つぐらい。

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6時スタート 標高1500㍍から3213㍍まで、大山丸々1つ分登る計算。

       この付近は最近熊の目撃情報が多いそうで、山荘でクマ鈴を買う。

       樹林帯で見通し効かず落差と水量が多い川がお互いの気配をかき消す

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 20分で白根御池と二俣との分岐となる。登りは左の二俣コースを進む。

沢沿いに大樺沢を進み、左俣コースを八本歯コルまで直登するコースだ。 

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2時間ほど樹林帯を登る。

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途中、大樺沢を流れる川を2度渡るが、こんな感じの橋が架けられている。

雨で増水すると流れてしまうような作り。

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この辺で後から来た登山客4名に抜かれるが、どうも甲府方面からのバスが6時頃に広河原に到着した方々のようだ。1名はソロの山ガール、3名は山男。

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 雪渓がまだ残っている。

ここらは落石地帯でもあり、上方向にも気を遣いながら登る。

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谷底から、延々登ってきた。

この辺が、大樺沢二俣、小太郎尾根方向との分岐。

フィヨルドさんは、登りが苦手なので終始マイペースで行く。

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最後の急登に入ると、こんなハシゴ地獄が待っている。

ハシゴの向こうに見えるのは、北岳の北東斜面の岩壁。

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この景気をみながら最後の急登を一歩一歩行く。

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8時30分  八本歯のコル 尾根に出た。

ここまで2時間半、コースタイムの半分で来た。

ここからは尾根沿いに北岳方向に進むが・・・

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振り返ると雲の上から出た富士山が見守ってくれている。

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穂高と並んで第三位の山 間の岳も左手に見えている。

標高が上がり酸素も薄いが、テンションは上がりっぱなし。

そして、この景色を見に来たのだ。

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北岳と間の岳を結ぶ稜線。

赤い屋根は、宿泊予定の北岳山荘。

10時15分 コースタイム6時間→4時間15分だった。

 そのまま白根御池コースを下って日帰り登山する方も多いようだ。

 間の岳への稜線歩きへ 続く・・・