息子からの手紙
学生となって家から出て1年半。
最初は息子がいない空間に戸惑うことも多かったが、
今ではそれにも慣れ、帰省している方が戸惑うこともある。
子離れできているのか???
昔、学生だった頃。
自宅に連絡も入れず、休みとなればバイトやツーリングに力を入れていた。
盆にも正月にも家に帰らず、浮き草のようだとも言われていた。
家に帰れば朝5時頃から枕元で説教されていたなぁ。
親になってみれば、その気持ちもよくわかる。
今は携帯やメールで連絡できるが、
見てみたら1年間で100回程度メールが届いていた。
週に1~2回程度。
コミュニケーションの程度は深くもないが。
先月、そんな息子から手紙が届いた。
私の誕生日に寄せたものだったが、普段表現しづらいだろう内容に踏み込んだ内容だった。
内容については書き記さないが、息子の思いを知ることができた。
同時に私の認識とはかなり違いがあることもわかった。
親子のコミュニケーション。
特に男同士だと積極的には進まず、牽制しあっていることが多い。
農家を見ても、自身をみても。
そこに大きな壁があるように見えても、無くす努力と話し合う価値が大きいことは間違いない。
そう感じさせる息子からの手紙だった。