豪雪の影響
2月前半は関東甲信を中心に大雪だった。
10日に東京に行ったが、雪の残る町を歩くのはなかなか大変だった。
その後、更に豪雪が・・・
静岡のカホの方が書いていたが人優先のため報道されていないが、家畜への影響も大きいようだと。
雪で孤立した集落が何日も報じられている。
私の隣の方の息子さんは問題の甲府にいるそうだが、コンビニには何もなくなり。
宅急便で何か送ろうとしてもいつ着くかわからないと言われたそうです。
3年前の山陰豪雪でも危機管理が問われたが、
普段降らないところなら、スコップもなく、買うにも店にもないそうだ。
今週後半になってハウスの倒壊や野菜が入らないという報道が増えてきた。
鳥取のネギも高値になっているそうで、新規就農者の後押しになると期待の声もある。
スイカやナシなどでも、他産地への打撃が高値維持の最大の要因だったりする。
今回は、さすがにしばらく続くだろうなぁ。
さて、畜産ですが、
これも相当な被害だろうと推測する。
雪で畜舎倒壊のニュースもあったが、直接的な被害はそこまで大きくないかもしれないが、飼料が配達できないとか、停電で搾乳できないとか、寒さ・栄養・管理する人のモチベーションなど。
直接的に死亡する家畜よりも、繁殖とか、肥育でも計り知れないロスが発生する。
今年の豚価格は既に上昇しているが、春以降~夏から秋にかけては逼迫するのでは。
豚価が下がらないならば、今いる豚を病気や事故などでとにかく殺さないこと。
これが今年の経営を左右する。
飼料価格は上がったままだが、経営はあい差の勝負だ。
そして山陰のこと。
もともと山陰はいろいろ条件が悪い。
冬は寒いし、雪も多い、でも夏は暑い。
気温・日照量・物流コスト・消費地までの距離・・・・
でも、そのリスクを普段から管理によって縮小できる。
常に今の状態がベストなのか振り返る。
そんな経営者としてのマネージメントを発揮しているか
異常気象に試されているようだ。