sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

大山 冬に夏山登山道を行く 登りオンリー


7時半に川横の駐車場を出発。
みなさん、既にアイゼン装着しており、我々も急いで装着。
というか、昨年御嶽山登山の際に6本アイゼンを買って使っただけで、その後10本買ってまだ使ったこと無し・・・

なので、靴底の長さにアイゼンを調整したり、紐とラチェットの調整で戸惑いながらも、なんとかかんとか。
kikoushiさんもほぼ同様だが、アイテムはBlack Diamondで統一感出してらっしゃる。
ミーハー!!


夏山登山道に入ると、基本シングルトラック。
前走者を無理矢理抜くことは出来ませんが、
後ろから近づく気配に気づくと、自然とみな道を譲ってくれます。
2合目手前ぐらいまで私先行したものの、すぐに心拍も上がり息もあがる。
いつも、この頃になると、心拍計持ってくれば良かったなあと思うが・・・

kikoushiさんに先頭交代すると、軽々と淡々と結構なスピードで行く。
ついていくのに精一杯。
どんどん道を譲っていただく。
さすが、スプリンター?クライマー??

夏に上る時には気づかないが、冬だと落葉樹の葉が全て落ちていて、林の中の見通しも下界などの見通しもいい。
視界が広く、歩いていて退屈しない。

そして5合目。
ひと休憩して写真撮ってもらう。
そう言えばミニ三脚持って行ってた!
まあ、いいか。


5合目を過ぎると尾根の上に出て、だんだん視界が開けてくる。
白い世界が徐々に広がってくる。
元谷方向に下っていった足跡も確認。
帰路は元谷へ下るルートを取りたいと考えていた。


6合目の避難小屋はパスして、そのまま突き進む。

北壁がどんどん迫ってくる。
キチガイか、北壁の真下・屏風岩の下を直登する2人が遠くに見えた。
剣が峰を目指しているのか???

7合目辺りから傾斜も急となり、足元が安定しないこともあり、渋滞が始まる。
10名ほどのパーティーだと、最後辺りは定期的に足踏み状態となる。
後ろが支えても先頭には伝わらないのか、譲ってくれる気配はない。
歩かないとエナジーが生まれないので、徐々にサブクなりだす。
前を歩いている人は、ゆっくりだが一生懸命なんだろうなぁと思いつつも、寒くてイライラする。
ホント、精進というか我慢というか、人としてまだまだだなぁと思いつつ。

8合目辺りで完全停止してしばし動かなくなる。
・・・
思わずパーティー最後尾の人に「これは休憩ですか?」と聞いてしまった。
ようやく察知されたのか、道を譲ってもらう。

大山キャラボクの地帯に入ると傾斜も緩くなり、あとは山頂小屋までもう一踏ん張り。

眼下には大山放牧場の輪郭がクッキリと見える。
遠くには弓浜半島が続く。

木道沿いにロープが張られ、迷うことなく山頂小屋まで到着。
約2時間ほど。
渋滞したモノの、意外と早く着いた。
アイゼン履いていると、グリップが効いて体力ロスがかなり防止できる。
また、冬山だと雪の上を歩くので、実際の階段や段差が雪で埋まっており、とてもスムーズな傾斜で疲れない。
ある程度の装備・重量があるが、結構快適に登頂した。

山頂小屋に入ると・・・・
真っ暗で何も見えず・・・
窓が封鎖されて無いため、真っ暗闇の中。
お湯を沸かしてカップ麺とおにぎり食べてエナジー補充。
ついでに、上のみアンダーウエアを交換して、快適となって次に進むことに。


今回は簡単デジカメのみで、同行されたkikoushiさんに素敵な写真を撮ってもらうことにした。
kikoushiさんの写真が掲載されたブログはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/kikohshi586/20130217/1361091902

山頂編に続く。