sawadake-Blog -Third Stage-

今年の春から、また2人となりました・・・

牛を追いつつ考える

かつては大山放牧場や俵原放牧場の定期検査で牛を追っていた。

「牛は人を見る」と聞かされ、牛と共に走り回ったり・・・

俵原は、牛追いよりナメコ汁と炊き込みご飯の昼飯が楽しみだった。

 

10月から法人での飼料稲給与試験。

毎月体測120頭のノルマだが今回3回目。

10時スタートで最初3時間、2回目(私欠)2時間半、そして今回2時間。

段々効率が良くなってきたが、単に牛が慣れてきただけか?

 

法人から5名、関係者6名

体測には多すぎるが、実際には動く人は限られる。

やや遠巻きに、参加したくない感満載の人。

走り回ってるが、牛に翻弄される人。

確実に牛の行動を読み切り、コントロールできる人。

記録取るだけの人は・・・寒すぎたでしょうね。

中には、足が牛についていけず・・・足蹴りで阻止しようとする人も。

ふだんの性格とは違う意外な行動にみんなビックリ。

 

あっ、棒を振り回しながら忙しくしていた人は暖かそうでした。

私は、牛を押しこむ役でしたが、逃亡する牛をシャットダウンする方法を会得?

ヒントは張り手もどき。

あと、意外な牛の盲点を発見。

体重計の横にローダーを置いて隙間を作っているんですが・・・

ローダーのタイヤの上に上がっていたら、

牛って顔が見えないと人と判断しないようで、

隙間に入ってきた牛の背中を上からパンと叩くとメチャクチャスムーズに体重計に乗った。

これは面白い。

 

結果的に120頭、120分で終了。

肝心の試験効果は1月末の結果が楽しみです。

たかが牛追い、されど牛追い。

牛の行動を体でコントロール、咄嗟の判断力、脳と神経の伝達力。

 

体測が終わってからJrらと談笑。

今日は何だかニコニコしている。

先日の冷たい雨の中のコンパネ張りが楽しかったとのこと。

30枚のコンパネを取り外し可能な細工しながら壁に取り付けていくのだが、

偶々車に乗せていたドリルやカッターが大活躍。

それ以上に、アマゾネス家保軍団の働きっぷりに感動したと。

雨に濡れても全く関係なし。

底力を感じさせる。

本来なら自分たちがしっかりしてやるべきことなのにとも。

 

我々がやるべきではないとしても、それがイントロダクションになればいいと思う。