汚水処理を学ぶ
週末はつくばへ。
畜産系汚水処理の研究会があり、久しぶりに国内の研究課題の取り組みを学ぶことに。
色を抜いたりする高度処理を行うための技術も紹介されたが、畜産現場はまだまだ処理施設を持つことに意義がある世界。
飼料高騰や経営問題で施設の整備が遅れているし、施設整備しても維持管理がままならない場合も多い。
儲からないからといってしなければ許される問題でもない。
きちんと出来なければ去る覚悟が産業としての基本姿勢なのだが、業界全体に甘えもある。
さて、会場では久しぶりに会う方もあれば、新たに担当になった方もいて、懇親会ではいろいろと面白い話も聞けた。
今現場の農家指導も大変だが、試験研究も課題立ても予算要求もかなり難しいらしい。
環境規制強化に伴う硝酸性窒素が今後は目玉か?
施設整備の考え方や、既存施設の運転も今まで以上に考えていく必要がある。
汚水処理とは違うが気になった話は、とある隣接する県のフキュウ活動で、法人に黒牛を導入して放牧などを推進していたが・・・どうもエサをぶら下げて活動させていたようで、その成果があがれば本課へ昇進されるらしい・・・
意味不明・・・本当だろうか・・・
活動の成果は、我々の成果でもあるが、一番はフキュウ対象の成果であり、そこに還元されるべきだと思った。
また、同行したブルースウイルスさんとの話。
上司との面談や組合活動でいろいろ知ったことを教えてもらった。
昇進は人によって大きく異なるが、最後の日にもらう日のために昇進を意識しているらしい。
そうか、個人的には今までもこれからもその真逆ばかり考えている。
現場に執着して生産性に関わりの薄いところには興味がない。
最後まで平民でも志の高かった畑N普及inを目指すべきと。
彼は彼で正直なKYで面白いので昇進のために畜産界から外れることは惜しい。
つくばではセンター近くに宿泊したので翌日はバスで畜草研へいく予定だったが、
朝ご飯が旨かったので食べ過ぎてしまう・・・
時間はたっぷりあったので、歩いていくことにする。
10キロ近い?
実際には8キロ弱の整然とした道をテクテクと早歩きで。
帰り東京まで帰って、渋谷から3キロ、霞ヶ関から4キロ。
歩くのはジミで結構辛い。
レフティ用MTBタイヤと久しぶりにMTBシューズを買う。
あるいた割には、面白いものはなかった・・・