幸せホルモン オキシトシン効果
食べるヤツではなく、分泌されるヤツ。
脳刺激ホルモンはいろいろあるようですが、最近オキシトシンが注目されているらしい。
オキシトシンといえば、搾乳と深く関係のあるホルモンだ。
「搾乳はオキシトシンで搾れ」という言葉をよく聞く。
搾乳前に前搾りという作業で刺激を与えてこのホルモンの分泌を促進させる。
前搾りは、乳頭を指で搾る行為で、1本当たり最低5回以上必要と言われているが、乳の出がしぶい牛には10回近くやっている人もいた。
4本あれば40回、結構な作業になるため、見ていないと省略する人も多いようだ。
オキシトシンの分泌が最高潮となるのが、搾り始めてから1分~1分半らしい。
このサイクルがピッタリ合うと30キロ絞る牛なら5分ちょっとで搾乳が終わる。
牛も良い搾乳だと、気持ちよさそうにとろ~としている。
これが幸せホルモンと呼ばれる所以か。
このオキシトシン、男にも分泌されるらしい。
決して乳が出るわけないと思うが、脳内刺激を促進するようだ。
さて、近年注目されている、オキシトシンの効果は次のようなものだそうです。
1、人への親近感、信頼感が増す。
2、ストレスが消えて幸福感を得られる。
3、血圧の上昇を抑える。
4、心臓の機能をよくする。
5、長寿になる。
オキシトシンが分泌されると、脳内では「脳内物質」として働いて心を変え、さらに血液中のホルモンとなって体にも効くらしいです。
そして、脳を疲れさせない大切な10のポイントがあるそうだ。
1.夜12時までに寝る
2.夕食後は、パソコン操作しない。
3.夜、携帯電話で長話しない、枕元に携帯電話を置かない。
---睡眠ホルモン、メラトニン分泌を促進し、よい睡眠をとる条件---
4.朝日を浴びる。
5.朝と夕方に30分程度歩く
(ジョギング、サイクリング、スイミングなどのリズム運動を30分程度)
6.呼吸法をする(これもリズム運動の一種です)。
1日何回か5分程度腹式呼吸する(ヨガ、気功、坐禅などもいい)
---セロトニン神経を活性化---
7.家族団らん。
8.夫婦、恋人とのふれあい。
9.感情を素直にあらわす。
10.親切を心がける。
メラトニンは、牛乳を飲むことで得られる!!
自転車生活、中でも朝練しまくっている人は、この効果を最大限享受している
ほんと、すばらしい。
自転車乗って、早寝早起きして、家族や夫婦・恋人と話してスキンシップすれば・・・この上なしということだ。
それにしても、これって全部当たり前なことじゃないか。
人として太古から続けてきた生活そのものであることに気づく。
そして、現在がそれに逆行していることにも気づかされる。
早寝早起、生活のリズム、人とのつきあい。
これが基本で、これを崩すと生活だけでなく、仕事もうまくいかない。
ストレス社会に埋没してしまう。
昨日はチクサン共進会準備で琴浦に。
途中酪農家への聞き取りもあって、おにぎりさんとドライブしながら楽しい話を聞かせてもらう。
今どきの中学生はコソコソ深夜携帯でメールしたりゲームしたりして、日中平気で保健室で寝てるそうだ・・・
親って何してるんだろう?
親も同じようなことやっているんだろうか?
義務と権利。
このバランスを崩すと怠惰な方向にしか向かわないとやはり思う。
ここ3日間、ほぼ休養。
怠惰でははないか???と自問しつつ。
明日は雨やむか?